2026年3月:日帰り高千穂

2026/03/11

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2026年3月7日(土)日帰りで高千穂に行ってきた。

初めて高千穂を訪れてから、早いもので11年の月日が流れていた。
あっという間すぎる。
初めて日本神話に触れるきっかけになったといっても過言ではない旅だった記憶。
今回は、前回訪れた場所への再訪となった。
詳細は、前回訪問時の記事に詳しく書いているので、興味ある方はそちらをどうぞ。
前回高千穂記事シリーズ⇒高千穂旅行記①一日目(2015/08/25)

前回は、交通機関を利用して高千穂を訪れたが、今回は車で行った。
前職場の方が福岡市内から自宅まで迎えに来てくださり、私を拾って向かうことになった。
(本当にありがたい🙏)
自宅を10時頃出発。
12時すぎには、高千穂入りした。

高千穂神社



まず最初に向かったのは、高千穂神社。

御祭神
高千穂皇神(たかちほすめがみ)
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)・木花開耶姫命(このはなさくやひめ)
彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)・豊玉姫命(とよたまひめのみこと)
鵜鵝草葦不合尊(うがやふきあえずのみこと)・玉依姫命(たまよりひめのみこと)

十社大明神(じゅっしゃだいみょうじん)
三毛入野命(みけぬのみこと)・鵜目姫命(うのめひめにみこと)など

御神木
秩父杉(樹齢800年)

御利益
縁結び・夫婦円満・諸願成就・農産業・厄祓

高千穂郷八十八社の総杜

高千穂に入ると、空気が違う。
さらに高千穂神社境内も空気が違う。
神聖な空気。
背筋が伸びた。



樹齢800年の御神木秩父杉は、3人くらいの人間が手を広げたくらいの太さ。



こちらの巨木は夫婦杉。
この木の周りを手をつないで3回まわると・・・
今、知った。(笑)



今回まわった神社では、全神社でおみくじを引いた。
『神の教』神様からのメッセージを求めていたから。


神の教
 憂き事も嬉しき事も我はただ、御前に告げん神の子ゆえに
神様の有難さは、口や筆では表せない。神様の忝さ(かたじけなさ)は、形や物で表せはしない。神様の暖かい御懐(みふところ)、それは手に触れて知ることは出来ない。ただ朝(あした)に夕(ゆうべ)に明き真心で拝みましょう。今日一日を己の職務に勤しみましょう。拝む心、励む身に、晴れやかな明日の幸福が約束されます。

長閑な庭の美しい花の咲き匂って春の盛りの楽しい様に上吉の運に向かいます
けれど油断せずに信神して行い正しく些かも不義の楽しみに身を過たぬ様にせよ

感謝🙏

天岩戸神社 西本宮




天岩戸神社 西本宮

御祭神
大日霎尊(おおひるめのみこと) 天照大神の別称

御神木
おがたまの木

御利益
諸願成就

天照大神様がお隠れになられた天岩戸を御神体としてお祀りしている神社。
大本命だった。
再訪できたことに感謝。
御神体の「天岩戸」は社務所での受付をし、限られた時間になれば、拝観することができる。



本当に神聖な空気で、私は心から感謝の気持ちを伝えた(つもり)。

天安河原宮


天岩戸神社西本宮から徒歩10分ほどで、天安河原へ到着する。


この大きな洞窟に八百万の神々が集まり神議されたと伝えられるところ。


写真撮り忘れたので、過去写真。撮影日:2015.8.22

天安河原(あまのやすかわら)

御祭神
思兼神(おもいかねのかみ) 
八百萬神(やおよろずのかみ)

積まれた石の数々は、たくさんの人の祈りや願い。
私は、その一つ一つに八百万の神が宿ってるようにも見えた。


神の教
 憂さもつらさも腹立たしさも、心ひとつのおきどころ
大空にすむ月の光も、見る者の心によって、楽しくも悲しくも腹立たしくも眺められるものです。自分の身辺に起こる凡ての出来事の中に、神様の有り難い御教(みおしえ)、忝い(かたじけない)御諭(みさとし)の心を味わい知って、感謝と反省の心で眺めれば、身も心も朗らかになり、禍い(わざわい)も自ずから転じて幸となる時が遠からず訪れるでしょう。

籠の中にいた小鳥が放されて自由にとび歩く様に苦しみを逃れて楽しみの多い身となる運です 世の為め人の為めに尽しなさい
幸福まして名も上ります

感謝🙏


必ずまた行きたい。

槵觸神社


天岩戸神社から車で数分のところ。
ここは一段と人が少なかった。
だからこそ静かで、木々が揺れる音はまるで、神様がよく来たね、と言ってくださってる気がした。


天孫降臨の地として伝えられる槵觸の峯にある槵觸神社(くしふるじんじゃ)です。

古事記の一文に「筑紫日向高千穂之久士布流多気に天り坐しき」と書かれており、古くは「槵觸の峯」を御神体としてお祀りしていましたが、元禄7年(1694年)社殿を建立しました。

御祭神
瓊々杵尊(ににぎのみこと)
天児屋根命(あめのこやねのみこと)
天太玉命(あめのふとだまのみこと)
経津主命(ふつぬしのみこと)
武甕槌命(たけみかづちのみこと)

御神木

御利益
諸願成就



こちらの御神木も巨木。


神の教
 何をするにも神様相手、神の授けのそのからだ
人は知らなくとも神様は見て居られる。見抜き見通しの神様を御相手に、私達は正しいと思うと思う事は進んで為(な)さねばならない。悪いと思う事は直ちに改めねばならない。神様は今もそこで見て居られる。神様から授かりし身体と心、日々神様に感謝申し上げ、誠の道を違うていないか常に省みることが肝要である。

他人と心通ぜずあらそいが起ります なるべく自分の心をやわらかにして交際なさい 次第次第に運がひらけて幸が増します
あせってはいけません

感謝🙏🙏🙏

阿蘇神社



高千穂をあとにした帰路、阿蘇神社に行った。
初訪問。

社記によれば、阿蘇神社の御創立は孝霊天皇九年(紀元前282年)と伝えられ、約2300年の歴史を有しており、全国に約500社ある「阿蘇神社」の総本社です。

阿蘇神社(熊本県)の御祭神は、阿蘇を開拓した神武天皇の孫・健磐龍命(たけいわたつのみこと)を主祭神とし、家族神を含む計十二神(阿蘇十二神)を祀る。特に重要なのは、健磐龍命、その妃の阿蘇津媛命(あそつひめのみこと)、子供の国造速甕玉命(くにのみやつこはやみかたまのみこと)の三柱。

主祭神: 健磐龍命(たけいわたつのみこと) - 阿蘇を開拓した神。
阿蘇十二神(家族神): 健磐龍命を筆頭に、阿蘇津媛命、速甕玉命、およびその妃や子供など計12柱。
特徴: 阿蘇山火口をご神体とする火山信仰と、農耕祭事が深く結びついた古社。
別名: 肥後国一の宮。

逆光で見えにくくなってしまったけど、この楼門は、日本三大楼門のひとつ。国重要文化財。

高さ約18メートル(二層造り)の巨大な門です。
2016年の熊本地震で倒壊しましたが、約7年の歳月をかけ2023年末に再建されました。


社殿群は、国重要文化財に指定されているのが6棟。
神殿3棟と、諸門3棟。
とにかく立派な楼門と社殿がたくさんだった。
熊本地震による倒壊などもあったようだが、現在は全棟復旧完了しているそうだ。
古くは1840年(天保11年)創建されたものからであったが、現在は、銅板葺に変更されたり、木造以外に堅牢な建造物で補強されている様子が見てわかった。


最後に

この日は一日移動距離が数百キロだった。
なにより、念願の高千穂に再訪できたことに感謝。
そしてまたすぐに行きたい。
もちろん、神頼みというわけではなく、感謝を伝えることと、報告したいのだ。

おみくじの「神の教」は心の支えとなる。
大吉や吉などの”運勢”はその時の状態を示すもの。
これで運命が決まるわけではない。
今の状態を言われているだけであって、大事なのは「神の教」メッセージだと個人的には思っている。
だからこそ、今回は引けるおみくじがある場所では引いてきた。
もちろん御朱印も貰ってきた。
御朱印は、参拝の証。

これだけ情報量が多い時代、もちろん私もその渦中にいて、考えることが多すぎるので、おみくじは写真を撮って、いつでも読み返せるようにしている。
そういう意味で、心の支えなのだ。

神社の「屋根」に隠された秘密

神社は全国に10万社以上あると言われ、神道の中心施設として日本人の心に根付いている。
鳥居をくぐれば、そこは聖域。
社殿へと続く参道を通り、注連縄(しめなわ)で示された清浄な空気の中、己も手水舎で身を清める。
神様を守護する狛犬が見えたら、まずは拝殿で略式参拝。その奥には、祭神が祀られている「本殿」がある。そこが最も神聖な場所だ。

本殿を仰ぎ見るとき、少しだけ視線を上げて、屋根の上の装飾に注目してみてほしい。そこには、祀られている神様がどのような方なのかを知るヒントが隠されている。

男神か女神かを見分ける「千木(ちぎ)」
屋根の両端で交差して突き出している二本の板を「千木」と呼ぶ。この先端の削り方に、古くからのルールがある。

外削ぎ(そとそぎ): 先端を地面に対して垂直に削ったもの。これは主に**男神(おがみ)**を祀る神社に見られる特徴だ。

内削ぎ(うちそぎ): 先端を地面に対して水平に削ったもの。こちらは主に**女神(めがみ)**を祀る神社に見られる。

鰹木(かつおぎ)の数
千木の間、屋根の上に横向きに並んでいる丸太のような装飾が「鰹木」だ。
一般的に、この数が奇数なら男神、偶数なら女神を祀っていると言われている。

参拝の楽しみ
次に神社を訪れたとき、この屋根の形をそっと確認してみてほしい。「あ、ここは男神様が守っていらっしゃるのだな」と気づくだけで、神様との距離が少し近く感じられるはずだ。

高千穂の澄んだ空に映える社殿の屋根を見上げながら、そんな神話の時代の約束事に思いを馳せるのも、参拝の大きな醍醐味だと思う。


天岩戸神社

実際に天岩戸神社の屋根を仰ぎ見てみると、興味深いことに気づいた。

鰹木は5本(奇数=男神の象徴)だが、千木は内削ぎ(水平=女神の象徴)のように見える。

天岩戸神社の御祭神は、太陽の神様である天照皇大神。

女神様として知られているが、この「男神と女神の意匠が混ざり合ったような造り」には、神話の奥深さを感じずにはいられない。

決まり文句通りの見分け方だけではなく、実際に自分の目で見て、「なぜだろう?」と思いを馳せる。それこそが、現地を訪れる醍醐味なのだと感じた。

阿蘇神社

一方で、阿蘇神社(熊本県)の社殿を仰ぎ見ると、その力強さに圧倒される。

こちらの千木は、空を突くような**「外削ぎ」。そして鰹木の数は、力強い奇数の「7本」**だ。

阿蘇の地を拓いた男神・健磐龍命(たけいわたつのみこと)を祀るにふさわしい、堂々とした意匠である。

こうして神社ごとに異なる「屋根のメッセージ」を読み解いていくと、ただ手を合わせるだけでなく、神様との対話がより深まっていくような気がした。

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