高千穂散策開始。
↑これはもうどこだったか忘れてしまったのですが、
高千穂町内は、こういう神話史蹟みちしるべがいくつもあり、いろんな像もお出迎えしてくれていました。
天真名井(あまのまない)。
天然の湧水で天孫降臨の時、この地に水がなかったため、天村雲命が再び天上に上がられ、水種を移されたと伝えられる。
この根本に今も天然水が湧き出ているそうです。
さらに歩きまして、最初の目的地に着きました。
三つの鳥居をくぐってやってきたのは、
荒立神社(あらたてじんじゃ)。
天孫降臨の道案内をつとめた猿田彦と天鈿女命が結婚される時、周りの荒木で急いでお宮を建立したため荒立神社という。
芸能と縁結びにご利益があるとされる神社。
御祭神
猿田彦命(さるたひこのみこと)
天鈿女命(あめのうずめのみこと)
御利益
夫婦円満、縁結び、所願成就、
猿田彦命は交通安全、教育の神
天鈿女命は歌や舞、芸能の神として有名
槵觸神社(くしふるじんじゃ)。
天孫降臨の地として伝えられる槵觸の峯にある槵觸神社です。
古事記の一文に「筑紫日向高千穂之久士布流多気に天り坐しき」と書かれており、古くは「槵觸の峯」を御神体としてお祀りしていましたが、元禄7年(1694年)社殿を建立しました。
御祭神
瓊々杵尊(ににぎのみこと)
天児屋根命(あめのこやねのみこと)
天太玉命(あめのふとだまのみこと)
経津主命(ふつぬしのみこと)
武甕槌命(たけみかづちのみこと)
御神木
杉
御利益
諸願成就
天児屋根命、天太玉命は歌の神
経津主命、武甕槌命は武道の神
さらに歩きまして、
誰もいない山道を歩いていきました。
四皇子峯(しおうじがみね)。
神武天皇の兄弟神(四皇子)誕生の地と伝えられ、御陵がある。
彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)の御子鵜鵝草葦不合尊(ウガヤフキアエズノミコト)は玉依姫(タマヨリヒメ)と結婚されて、神日本磐余彦尊(カムヤマトイワレビコノミコト)を含めた四皇子がお生まれになっている。
神日本磐余彦尊は後に日向から大和に入られ、神武天皇となられる。
神武天皇は、日本の初代天皇で天皇家の祖。
こ、ここでお生まれになった!!!
高天原遥拝所(たかまがはらようはいじょ)。
地上界が造られる前に存在したといわれる天上界。
古事記の冒頭で神々が誕生していく場所。
後に伊弉諾命(イザナギノミコト)の禊ぎにより誕生した天照大神(アマテラスオオミカミ)が治める。
なんと!
非常に神聖な場所を訪問させていただきました。
ここからさらに歩きまして、
トンネルをくぐると、また景色が素晴らしい。
とはいえ、汗だくです(笑)
あ~もう水が恋しい。
逢初天神社(あいそめてんじんじゃ)。
降臨された瓊々杵尊(ニニギノミコト)は後に逢初川のほとりで木花開耶姫(コノハナサクヤヒメ)と出会い結婚された処と伝えられる。
瓊々杵尊と木花咲耶姫はその後結婚をする。
木花咲耶姫は一夜にして子供を身篭るが、瓊々杵尊が疑いを持ったため、木花咲耶姫は燃えさかる産屋の中で無事出産をすることで瓊々杵尊の子であることを証明した。
ここは、ホントにわかりにくくて、Googleマップを頼りに行ったんだけど、
今HP見てると、違う神社に行ったかもしれない。。
ここで汗まみれの私たちは、ようやく見つけたコンビニ(ファミマ)に立ち寄りまして、
ついにタクシーに乗車し、宿泊先へ向かいました。
次回へつづく。