時代の転換点に思う ― 社会と市場が動く中で、私が見た変化

2025/10/19

日記

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2025年10月6日(月)中秋の名月

はじめに:静かな朝に思ったこと

朝晩の風がやっと涼しくなってきた。

そんな澄んだ空気の中、地区の一斉清掃に出た。

朝の空はまだ眠っていて、風が草の匂いを運んでくる。

ゴミ袋を結ぶ音、誰かの「おはようございます」。

その穏やかな時間の中で、ふと「空気が変わる」感覚があった。

それは季節だけでなく、社会そのものの空気も変わろうとしているように思えた。

ニュースを見ても、街の声を聞いても、何かが静かに動き出している。

変化を“感情”ではなく“現実”で見る

最近のニュースを見ていると、政治や経済だけでなく、暮らし方や価値観までが大きく変化しているように感じる。

情報があふれる今、私たちは何を信じ、どう感じるかを常に自分で選び取らなければならない。

誰かの意見や感情に流されず、自分の目で確かめ、自分の頭で考えること

その積み重ねが、混乱の時代を落ち着いて生きる力になる。

正解は一つではないけれど、「どう感じ、どう行動するか」という視点を持てば、社会の変化も自分事として受け止められるようになる。

米国政府機関閉鎖と世界市場の行方

10月に入ってから、アメリカでは政府機関の一部が閉鎖(シャットダウン)されたままになっている。

2025年10月1日午前0時1分(米東部時間)から続いており、現時点で長期化の兆しを見せている。政府の資金継続法案が成立せず、行政サービスが一部停止。公務員の給与遅延や手続き停滞などが起きており、アメリカ経済全体への影響も懸念されている。

政治的な駆け引きの延長にあるとはいえ、市場にとっては“米国リスク”として意識され始めている。政府機関の閉鎖が長引けば、経済指標の発表や行政対応が遅れ、金(Gold/XAUUSD)や為替相場にも波及する。

米国の混乱は、世界の投資心理を揺らし、「安全資産」である金や円、ドルの動きを複雑にしている。

国内外の主な発言・動向まとめ(2025年10月16日〜18日)

日本国内の動き(10/17)

  • 首相指名選挙: 10月21日(火)実施で自民・立民が大筋合意(報道)。
  • 内田日銀副総裁:
    「経済と物価の見通しが実現していけば、引き続き政策金利を引き上げる」/ 「海外経済動向を巡る不確実性は依然として高い」/ 「各国の通商政策が経済・金融市場・為替に及ぼす影響を意識」
  • 日本維新の会・藤田共同代表:
    「自民党・高市総裁との政策協議は非常に大きく前進」/ 「ここから最終の詰めを行っていく」

米国金融・経済関連発言(10/16・10/18)

  • ウォラーFRB理事(10/16):「利下げは正しい」「この6週間で変わったことはさほど多くない」
  • ベッセント米財務長官(10/18):「来週マレーシアで中国の何副首相と会う予定」

米国外交・地政学関連発言(10/17〜10/18)

  • ホワイトハウス(10/17):「米露は来週、事務レベル会合に合意」「米露首脳の再会談の可能性」
  • トランプ大統領:
    「プーチン露大統領と戦争終結に向けブダペストで会談」/ 「戦後の米露貿易について議論」/ 「中国との貿易交渉は非常に順調」/ 「(中国への高関税は存続するか?)ノー」/ 「2週間以内に中国の習国家主席と会談予定」

小括

今週後半は、日米双方で金融政策・外交・政局が同時進行。

日本は政策金利の“正常化”と連立協議の最終局面、米国は利下げ観測・政府機関閉鎖の継続・外交調整が重なり、金相場(XAUUSD)は神経質な値動きになりやすい。

行動が信頼をつくる

「有言不実行なのか、有言実行なのか、無言実行なのか、無言不実行なのか。」

この言葉は政治だけでなく日常にも当てはまる。

どんなに立派な肩書を持っていても、行動が伴わなければ意味がない。

反対に、言葉にしなくても静かに結果を出す人もいる。

信頼をつくるのは、やはり行動だと思う。

改革の本質 ― 「壊す」ではなく「更新する」

「変わる」という言葉には勇気がいる。

何かを変えるというのは、ただ壊すことではなく、時代に合わせて更新していくこと

守るべきものを守り、変えるべきものを恐れずに変える。

極端に偏らず、けれど譲れない芯は持つ——そんな姿勢が、これからの社会にも、そして私たち一人ひとりにも必要だと感じる。

XAUUSD週次まとめ(10/6〜10/17)

第2週(10/6〜10/10):節目4000ドルの突破

  • 10/8:4000ドル到達(大台維持)。
  • 週中:3980〜4030ドルのレンジ推移。
  • 背景:米10年債利回りの上昇一服でリスク回避買いが戻る。

総括:心理的節目を突破し、「次の上昇フェーズ」へ備える展開。

第3週(10/13〜10/17):異常なボラティリティ

  • 10/14:4161ドル。
  • 10/15:4200ドル到達。
  • 10/17:4379.46で最高値更新 → 4279.09まで急落 → 4354.37 → 4181.16 → 4252ドル付近で週引け。

週内値幅:約200ドル(最大変動幅は約300ドル)。短期筋のストップ巻き込み、米金利・ドル指数の乱高下が重なった。

総括:「高値更新 → 急落 → 再反発」の三段構え。勢いに翻弄される週だったが、トレンド自体は上向き継続。

来週(10/20〜)の注目ポイント

国内外のイベント

  • 10/21(火):首相指名選挙(為替・金市場への短期インパクトに注意)。
  • 米政府機関閉鎖の長期化度合い(「米国リスク」の強弱)。

米国経済・金利

  • 米10年債利回りとDXY(ドルインデックス)のトレンド。
  • 企業決算シーズンによるリスクオン/オフの切り替え。

テクニカルの要点

  • サポート:4200/4170/4125
  • レジスタンス:4350/4400/4450
  • 4350上抜け定着なら上昇波動再加速。一方で過熱感による高値掴みに警戒。

おわりに:静かに動く力

政治も経済も人も、完璧ではない。

だからこそ、信念と柔軟さの両方を持って、静かに、でも確かに前へ進みたい。

市場も社会も動いている。

私たちはその流れの中で、一歩ずつ、確かに前へ進んでいけばいい。

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