2024年12月1日(日)
佐賀県武雄市にある「御船山楽園」に行ってきました。
以前は、生前の両親とともに訪れました。
※過去記事・・2014桜@御船山楽園(2014/03/28)
実に10年ぶりの訪問となりました。
前回は、桜の季節だったので、紅葉の時期に訪れるのは今回が初めてです。
結論を先にお伝えすると、紅葉が見頃を迎えた御船山楽園は、歴史ある庭園と色鮮やかな秋景色が織りなす、まさに息をのむ美しさでした。
今回は、鮮やかな紅葉と御船山の景色に感動した記録を残していきたいと思います。
御船山と楽園:歴史と自然の調和
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入園時にいただいたパンフレット |
御船山(みふねやま)は、佐賀県武雄市を象徴する山で、その名は、神功皇后が新羅征伐からの帰還時に船を繋いだという伝説に由来します。
この伝承と相まって、山の雄大な姿が地域のシンボルとして親しまれています。
この山は、古代より地域の人々に親しまれ、多くの伝説が息づく場所です。
その周辺に広がる御船山楽園は、1845年に鍋島家の庭園として作られた歴史ある庭園で、春の桜や秋の紅葉、さらには現代アートとの融合が見どころです。
紅葉の御船山楽園:色鮮やかな秋景色を満喫
入口を入ってすぐ、色鮮やかな木々が迎えてくれました。
御船山を背景に広がる紅葉の風景は壮観で、どの角度から写真を撮っても絵になるポイントが数多くありました。
2024年の紅葉のピークは訪問した12月初旬で、見事に色づいた木々が庭園全体を包み込んでいました。
昼間の自然光で輝く紅葉は、夜のライトアップとはまた違う魅力があると思いました。
ツツジ谷とよばれるスポットは、初夏の季節には色鮮やかな景色を見せてくれることでしょう。
紅葉の時期は、越冬に向けて準備しているかのようでした。
そんなツツジたちを見守るかのように、バックには力強く佇む御船山。
散策路を進むと、大きな岩が鎮座していました。
よく見ながら歩いていると、岩があちこちにありました。
不思議ですよね。大小の岩がどうしてここにいるのか。
そんなことを思いながら散策しました。
ツツジ谷の中腹から見ると、楠の木の大きさがよくわかります。
近づいた御船山。
「花見台」まで登ってくると、武雄の町並みが見えました。
右を見ても、左を見ても、上を見ても、どこも鮮やかな木々でいっぱいでした。
本当に美しい光景をたくさん目に焼き付けてきました。
アクセス・開園時間・入園料
住所:〒843-0022 佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100
電話:0954233131
mail:info@mifuneyama.co.jp
紅葉まつり(50万平米に広がる秋景色と、日本最大級の紅葉ライトアップ):
2024.11.7(木) - 12.8(日)
昼 8:00 - 17:30
夜 17:30 - 22:00
[雨天開催]
入園料:
昼または夜:大人(中学生以上)600円、小学生300円
昼夜共通:大人(中学生以上)900円、小学生400円
※竹林亭・御船山楽園ホテルにご宿泊のお客様は入園無料
※団体料金はお問い合わせください
まとめ
今回、10年ぶりに訪れた御船山楽園。紅葉の季節は初めてでしたが、歴史ある庭園と色鮮やかな秋景色の美しさに心が癒されました。
昼間の自然光で輝く紅葉は、静けさと温もりを感じさせ、どこを歩いてもカメラを向けたくなるほどでした。次回はぜひ、夜のライトアップも楽しんでみたいと思っています。
御船山楽園は、季節ごとに異なる表情を見せてくれる庭園です。紅葉が見られるのは限られた時期ですが、その短い期間だからこそ、一層の特別感を味わえます。
遠方で訪れるのが難しい方も、ぜひこの記事や写真を通じて御船山楽園の魅力を感じていただければ幸いです。今年まだ間に合う方はぜひ!そして、来年こそ訪れてみたいと思われた方も、ぜひ計画を立ててみてください!
紅葉に包まれた御船山楽園は、きっと心に残る素晴らしいひとときを提供してくれることでしょう。