築39年木造二階建ての実家を建て替えることにした。
私は、40代独身で、基本月1ペース出社のハイブリッドリモートワーカー。
このシリーズ(建て替え)は新築の家が完成入居するまでの記録とする。
主な工程は以下のとおり。
①解体
②地盤調査
③地盤改良
④基礎
⑤建物
⑥外構
大まかなスケジュールは、既に決まっているが、あくまで予定であり、最優先事項は、③の地盤改良。
これのために建て替えることにしたといっても過言ではない。
竣工(引き渡し)までとなると、具体的な工程はさらに増える。
■土地
└1.敷地調査
└2.解体前家払い ←今ココ
└3.解体
└4.整地
解体清祓
地元工務店からのスケジュールを見ていると、「家払い」という項目がありました。
「家払い」とは何ですか?
初めて聞いた言葉でした。
確か「今まで住まわせてくれた土地と家に対してお礼の儀式です」というような説明を受けた記憶。
解体清祓(かいたいきよばらい)とは、家屋を解体する前に行うお祓いです。神道に基づいた儀式で、家屋の守り神である「屋船豊受姫神(やふねとようけひめのかみ)」と「屋船久久遅神(やふねくくのちのかみ)」に感謝を伝え、解体工事の無事を祈願します。ーGoogle生成AIより引用
宗教的な儀式ではありますが、知ったからには、土地と家に向けての感謝の気持ちを形として実施したいと思いました。
ちなみに、工務店が言っている「家払い」とは・・
家祓い(やばらい)とは、家の中に残る陰気や邪気を祓い、神様に改めてお断りを申し上げることで、家内安全や家運上昇を祈願するお祓いです。家祓いは、新築や賃貸などの新居へ引っ越しをした際に行われます。新居の邪気を祓うことで、新生活を始める準備を整えることができます。お祓いを行うタイミングとしては、入居前がベストとされています。ーGoogle生成AIより引用
まあ、工務店も間違った認識をしているくらい、あまり一般的ではないのかもしれません。「払い」の字も間違っている・・。
私は、ぼっちなので、参列(といっていいのかもよくわかりませんが)してくれたのは、親戚数名とご近所で母が大変お世話になった方、工務店の人の数名でした。
儀式の最後に施主(私)からの挨拶があり、何も用意してませんでしたが、少しお話させていただきました。
話しながら、子ども時代のことを思いだし、少し涙で声が詰まることもありました。
実家は、両親との思い出100%です。
あらためて、これまでの歴史に感謝と、前を向いて生きていく決意とともに、温かく見守っていただけるようご挨拶させていただきました。
いろいろあって、時間がかかりましたが、いよいよ解体工事が始まります。
どうか安全に無事に工事が進みますように。