築39年木造二階建ての実家を建て替えることにした。
私は、40代独身で、基本週一ペース出社のハイブリッドリモートワーカー。
このシリーズ(建て替え)は新築の家が完成入居するまでの記録とする。
主な工程は以下のとおり。
①解体
②地盤調査
③地盤改良
④基礎
⑤建物
⑥外構
大まかなスケジュールは、既に決まっているが、あくまで予定であり、最優先事項は、③の地盤改良。
これのために建て替えることにしたといっても過言ではない。
竣工(引き渡し)までとなると、具体的な工程はさらに増える。
■建物
└1.要望相談
└2.建物間取りプラン提案1
└3.建物間取りプラン提案2
└4.建物間取りプラン提案3
└5.概算見積もり
└6.建物契約
└7.水回り設備ショールーム見学 ←今ココ
└8.仕様打合せ
└9.確認申請提出
└10.地鎮祭
└11.最終仕様確認
└12.地盤調査
└13.工事着工
└14.地盤改良工事
└15.上棟
└16.木工事
└17.内装・設備工事
└18.クリーニング
└19.社内検査・完了検査
└20.完成見学会
└21.引き渡し
└22.引っ越し・入居
■土地
└1.敷地調査
└2.解体前家払い
└3.解体
└4.整地
■資金計画
└1.住宅ローン事前審査
└2.FPによるライフプラン提示
└3.建物契約金
└4.住宅ローン本審査申込
└5.着工金つなぎ融資申込
└6.上棟金つなぎ融資申込
└7.建物登記依頼
└8.金消契約
└9.最終金清算
└10.住宅ローンスタート
これらを同時進行していくことなるが、さらに決めなければならないことが待っている。
インテリアファースト
インテリアは、もちろん住宅会社に丸投げするわけにはいかない。
自分がどんな生活がしたいのか。にかかってくる重要な部分だと思う。
私の場合は、どうしても置きたいソファーが明確にあり、それが置けるような間取りを提案してもらった。
それでも間取りがほぼできあがってから、テーブルや家電の配置などの置き方を妥協した。
本来はそうじゃないんだよなーと、今でも思う。
先に置きたい家具・家電・照明などを固めておき、間取りを作成・提案してもらうのが、自分も住宅会社も幸せな結果になる。
これこそ、インテリアファーストなのだなと実感した。
※参考①・・・有限会社スタイラス
※参考②・・・ジュータク ギャング Tomoya Oshimura
ショールーム見学
一般的な間取り図と言われる平面図や、メーカーカタログを渡されてもいくら時間があっても情報量が多すぎて、何も決まらない。
そこで、ショールーム見学をすることになる。
初めて出向くショールームに、1社あたり2時間くらいで展示されている商品と説明を受けることになる。
住宅設備で展示されているものは、キッチン・お風呂・トイレ・洗面台。
予約制になっているところがほとんどなので、同じ日に複数社見学するとなると、あっという間に1日が終了する。
途中休憩を挟みながらでもないと、自分の身体がただただ疲弊することになる。
私の場合は、途中で疲れてしまい、集中力が切れてしまった。
なんなら最後のほうはもう記憶にないほどだ。
ショールームは、他にもある。
床や壁となるフローリングやクロス、建具などを取り扱っているメーカーだ。
先述のインテリア(家具家電)などは好みのお店があるなら、あらかじめ店舗へ出向き、サイズ感や金額(見積もり)・デザインなどを確認しておく。
最優先で店舗へ出向くべきは、インテリア(家具家電)。
なんなら住宅会社確定前から、置きたいインテリアを決め、住宅会社に伝えておき、そのうえで、生活動線も含めた間取りを作成してもらうのが理想。
できた間取りに合わせてインテリアを決めると配置やサイズや動線などの制限がかかってしまい、妥協しまくりでインテリアを購入することになるので注意。
確定インテリア
- ソファー
- サイドテーブル
- チェア
- ペンダントライト
これらは、間取り作成前から置きたいモノが決まっていた。
ソファーだけは、詳細にサイズ感も決めていたので、それに合わせた間取りを作成いただいた。
間取りが大体決まったら、住宅会社の人がそのソファーを見たいと言うので、一緒に店舗へ出向いた。
そこであらためて購入を決めたインテリアは、
サイドテーブル、チェア、ダイニングテーブル、ミラーだった。
ダイニングテーブルも先に置きたいものを決めておくことを超絶オススメする。
私の場合は、既に間取りを決めてからだったので、希望のダイニングテーブルを置くためにキッチンサイズ、と同時にカウンターを断念。
バースツールも断念するという妥協が発生した。
併せて、ペンダントライトの配置も変更となった。
もちろん、今使用している既存の家具を新築引き渡し後も使用する、というなら話は別である。
他検討家具で大きなものと言えば、ベッド。
ベッドは、シングル・セミダブル・ダブル・クイーンなどは規定サイズなので、既存のものでも、あらたに購入する場合でも、サイズ感だけ確定しておけばいいのかなと思い、確定優先順位を下げている。
造作家具
収納は、非常に重要だと認識していて、私の場合は、自分のモノ+両親が残してくれたモノ(例えばアルバムや手放さなかった思い出の品)を置くスペースが必要だ。
押村氏によると、適材適納が理想だということは理解した。
※参考②・・・ジュータク ギャング Tomoya Oshimura
リビングで使用するものは、リビング収納。
ダイニングで使用するものは、ダイニング収納。
キッチンで使用するものは、キッチン収納。
など、各部屋に適した収納スペースがあると、ストレスなく過ごすことができる、というものだ。
上記他、寝室、脱衣所、書斎、玄関、なども収納スペースを考えた。
建材メーカーが用意している収納(例えばキャビネット)は、非常に高額でドン引きする。
が、必要なので置き場によって、造作してもらえないかと住宅会社に言ってみた。
これまた工賃が高く引いた。
仕方のないことだけれど、どうしたものかと今もまだ検討中。
これまでDIYはしてきたけれど、新築物件なのだ。
プロの大工工事をしてほしかった。
当たり前だが、素人の私がやるより、仕上がりが雲泥の差となるのだ。
美しさを求めると高額になり、低価格を求めると仕上がりが残念なことになるのが目に見えるだけに、悩ましいところ。
照明計画
これまでの住まいは、賃貸マンションが長かった。
それでもスマートホーム化は積極的に取り入れ、その便利さに慣れている。
実家に戻ってからも少しずつ、スマートホーム化をしていて、特に照明に関しては、スケジュールタイマーで、自動ON/OFFを制御している。
その場でON/OFFする照明は、「アレクサ、〇〇ライトつけて(消して)」と言っている。
すなわち、自分で物理スイッチON/OFFをすることがないのが現状だ。
照明計画の話を提案されたときに私は驚いてしまった。
もちろん私の事前勉強不足なのは認める。
「スイッチをどこに設置しますか?」
と聞かれたときにハッとした。
「えーっと・・・ダウンライトの電球は変更できますか?」
できない、と言われてしまった。
となると、IoT化するためには、これまた高額な金額を出さなければならない、というのだ。
なんと!
他の建築家照明と言われる照明を、アレクサ制御するのはどうやら高額な金額がかかる模様。
建築化照明とは、建築物と一体化した照明のことです。照明器具を天井や壁、床などに組み込むため、照明器具そのものは見えません。建築化照明は、建築デザインとの調和を図るものです。光源が直接見えないためにグレア(不快なまぶしさ)の防止にもなり、壁面や天井を照らすことで空間を広く感じさせる効果もあります。建築化照明の主な手法には、ダウンライト照明やコーブ照明などがあります。コーブ照明は、天井の一部をのばして、その上に光源(照明器具)を設置したり、折り上げ天井の隅に光源をかくして天井を照らす間接照明の一種です。ーGoogle 生成AIより引用
っと、この辺が建築業界の闇の部分かと思いましたので、その辺はまた別の記事で書きます。
今回のまとめ
家を建てる、というのは、決めることがたくさんある。
決めるためには、ショールーム見学が必要。
ショールーム見学するためには、あらかじめ予習しておく。
予習するためには、選択肢は何があるのかを知る必要がある。
選択肢を絞るためには、自分がどうしたいのかをイメージが必要。
結局は、自分がどういう暮らしをしたいのか、なのだ。
そのスタイルは、人それぞれ。
同居する家族や人数よっても異なるだろう。
私の場合は、40代独身で、基本週一ペース出社のハイブリッドリモートワーカーなので、同じような共通点がある人の何か参考になれば幸いです。
これに当てはまらない家族構成の方には参考にならないかもしれませんので、あらかじめご了承ください。