耐震対策と広々LDK:A社の築30年の家を訪問

2023/09/13

リフォーム

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2回目の完成現場見学会

昨日は、A社の完成現場見学会に行ってきた。

この会社の完成現場見学会は2カ所めだ。

自宅から車で1時間半。

前回もそうだが、リアルに現在お住いのお宅訪問となり、その場所は、初訪問である。

ナビ検索して、ナビ案内のまま現場へ到着した。

LDK



今回のお宅は、築30年、57坪、木造2階建てだ。

我が家よりも大きいお宅になる。

1階はリビング、ダイニング、キッチン周りをリフォームされていた。

玄関も交換されていて、どのお宅も素敵だなーという第一印象。

玄関を入り、左手にあるリビング扉を開けるとすぐに大きなテレビが目に入ってきた。

リビングは広いスペースを希望されるのかと思いきや、もともとLDKだったスペースをリビングとダイニングの間に壁を増設され、増設した壁に65インチのテレビを設置されていた。

その向かいには大きなカウチソファーを設置され、大画面テレビをゆったり鑑賞する場所といった印象。

そこに施主様夫妻がいらした。

ご挨拶をし、あらためて各お部屋を見学させていただいた。

増設した壁の向こう側に大きめのダイニングテーブル。


キッチンは、腰まで高さがあるのが心底羨ましかった。

身長164cmの奥様に高さを合わせたと仰せだったので、165cmの私にもちょうどいい高さで作業のしやすさがすぐにわかった。

キッチンの向こう側にも新たな壁を増設されていて、その壁の向こう側には、パントリースペースになっていた。

そして勝手口。

増設された2つの壁は、天井までではなく、上部が開いているものだったので、圧迫感は全く感じられなかった。



水回り



最近は、洗面と脱衣スペースではなく、ランドリースペースにする傾向のようだ。

こちらのお宅も、洗面台、洗濯機と室内干しスペースになっていた。

このスペースがつくれるのは本当に羨ましい。

脱衣スペースとそこからのお風呂のスペースもゆったりしていた。

ああ、こんなお風呂だったら毎日入るのが楽しみだよなー。


ワークスペース



今回、私自身の課題でもある、ワークスペース。

2間続きだった和室の1室(次の間にあたる部屋)を洋室に変更し、そこをワークスペースにしたそうだ。

まだモノが置かれてないスペースになっていたが、6畳のその部屋は、奥様の仕事部屋として十分すぎると思った。

ご主人はというと、2階にご主人専用の部屋があり、寝室兼ワークスペースとなっていた。

ご主人の部屋は、あらたにウォークインクローゼットを増設されたそうで、これは、もしかすると部屋から出てこなくなるのでは?と心配になるような贅沢な1室となっていた。

その他



ご主人の部屋があるということは、奥様専用の寝室もあった。

他にお母さまの部屋もあり、仏間もあり、お子様の部屋もあった。

階段も我が家より横幅広めのゆったり階段で、ひとつひとつが羨ましいと思った。

57坪は広いよなー。

床、壁、水回り、建具、サッシなどが新しくなっており、奥様の話だと、「まだ我が家なのか信じられない気持ち」だそうだ。

このあとまだサッシ交換箇所があるそうで、一部未完成の箇所もあったけれど、満足度は高いとのことでした。

質問していいのか、失礼なのかわからなく、勇気もないので聞けていないけれど、これで総額どれくらいかかったのだろう。

築30年というと我が家より9歳下ですよ。

表面部分はわかったにしても、基礎や柱などの耐震対策はどうしたのだろう。

断熱は補強されているのが随所に説明されていた。

冬とても寒いとおっしゃっていたのが改善されていることでしょう。

A社建物診断結果

一通り、お宅を見学させてもらったあとで、前回の調査結果報告と、提案間取りの説明を受けた。


屋根調査報告

我が家の屋根は、セメント瓦。

重量はかなりある模様だ。

耐震という意味だと、屋根の重量軽減は必須。

30年以上経過しているので、劣化や塗装剥げも見受けられる。

今すぐ葺き替えが必要なわけではないようだが、報告としては以下のとおり。

  • 既存の瓦屋根はセメント瓦(九州版)
  • 屋根瓦は長年の風化により色褪せしていて強度が弱くなっている
  • 軒天のプリント合板の雨水のシミ跡有
  • 雨切り板金に錆
同時に、外観写真が33枚添付されていた。

客観的に第三者が見た自宅写真は新鮮に見えた。

と同時に屋根についてあらためて考えることになった。

床下調査報告

床下は、台所にある床下収納を外して、係の方が入っていった。

これも屋根同様に複数枚の写真と共に報告書が作成されている。

ただ、報告内容は簡易的なものだった。

  • 調査可能な範囲において、シロアリの生息は見られませんでした。
心配だったシロアリが生息していないことはわかったが、過去にいたかどうかは不明。

すなわち、シロアリ被害の有無が不明。

これは壁や床をはがしてみないとわからないのだそうだ。

わかったことは、薄いけれど、床にも断熱材が入っていたこと。

とはいえ、約40年前のものであり、薄く劣化しているように見えた。

耐震診断書

あれこれと細かい数値が並んでいた。

まとめて言うと、「倒壊の恐れが高い」というのが結論だった。

担当者曰く、壁を剥がして柱などを見たわけではないので、悪い状態の数値を入れているのだそうだ。

それにしてもこの判定にショックを隠し切れない。

覚悟はしていたものの、やっぱりか、と薄い期待を抱いていたのも事実。


まとめ

リフォーム現場完成見学会で、わぁ~とテンション上がったものの、そのお宅のダイニングテーブルで聞かされる耐震診断結果。

これが戦略なのだろうか、と思った。

さらにここで担当者が考えました、とプランを出してこられたけれど、正直あまり頭に入ってこなかった。

これは8月下旬の出来事で、それ以降、各社と打合せしているので、その様子はまた別の記事に書きます。

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