日本各地で、観測史上最短記録更新続出となった今年の梅雨。
短すぎた梅雨のことなんて、もう忘れちゃったよ、と思うほど、酷暑の夏到来のようだ。
既に暑い。
なんなら24時間エアコンつけていたいほど、昼間はもちろん、夜だって、なんなら朝起きたときから既に暑い。
そんな理想の生活を夢みている私は今、エアコンなしの部屋で執筆している(笑)
さて、6月から3年ぶりの出社となり、電車通勤も復活したことで、同時に読書生活も復活となった。
読書は、小説、自己啓発系、ビジネス書のジャンルをよく読む。
最近は、ビジネス書のジャンルが多いかもしれない。
このジャンル分けって誰がいつ決めてるのだろう。
「ビジネス」っていうと、堅苦しいけど、実際は生活に関わるような話も多いのでとても勉強になる。
読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:907
ナイス数:2
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルールの感想
2020年頃から本格的に『お金』について考え始め、無駄な支出を減らし、投資を始め、貯金についても実践しているところ。なぜお金を貯めるのか?もっと今を楽しもうよ、そう言われた気がした。100%ではないにしても、確かに、と頷ける部分は多かった。もちろん将来への備えは必要だ。今を楽しもうよってことだよね。今しかできないことを今のうちにやっておこうよってことだよね。思い出。ここが一番刺さった。
読了日:06月30日 著者:ビル・パーキンス
5000日後の世界 すべてがAIと接続された「ミラーワールド」が訪れる (PHP新書)の感想
これまでの5000日と、これからの5000日と考える。約13年の間に変わってきたスピードとこの先13年の時代の変化は凄まじいスピードで変化していくことが予想される。 ミラーワールドって言葉が、この先浸透していくのか、はたまたそれが当たり前すぎてそんな言葉使わないよ、なのか。 AIと共存する世界に早く慣れてしまいたい。 個人では慣れても、世間一般、特に日本という国ではどうなのか。実現まで世界に遅れをとるような気がしてならない。心の準備は出来ているが、現実はいかに。。
読了日:06月14日 著者:ケヴィン・ケリー
夢をかなえるゾウ0(ゼロ) ガネーシャと夢を食べるバクの感想
シリーズ最新作。ガネーシャとバクの関係が興味深かった。舐めあう(笑) キーワードは「絆」。 今作対象者の彼は、いたって普通の青年で、夢って何?という多くの人が抱いているであろうテーマ。 これだけたくさんのダジャレが出てくるガネーシャも、それに対応するバクもさすがの頭の回転の早さだなと思うほど、言葉のラリーが面白かった。 0(ゼロ)というだけあって、ここから始まるんだなとも思った。
読了日:06月07日 著者:水野敬也
読書メーター
まとめ
こんなに暑い日が続くのなら、涼しい場所にいたい。
実は電車内はとても涼しい。
今はコロナの影響で「緊急時以外の会話はお控えください」とアナウンスが流れるような時代。
おかげで電車内はとても静かだ。
以前はイヤホンで、聞きたくない会話をシャットアウトしていたのだが、今はその必要がないほどに読書が進む。
上記でも簡易レビューしているが、「5000日後の世界」は、興味深かった。
未来の話が描かれた本を読むと、私はワクワクしてくる。
不安がないとは言えないけれど、この先がどうなるかわからないけど、どんな未来がきても柔軟に対応していきたい。
楽しもうよってこと。
今は自然災害や、人的災害も、いつ誰がどうなってもおかしくないことが頻繁に起きる。
だからこそ、今を楽しまなきゃだよねってことが書かれていたのが「DIE WITH ZERO」。
どうなるかわからない老後に向けて、お金をため込む人が多い。
いざ老後になってみると、体力や気力は今ほど無く、健康上の問題が発生していて、貯めたお金を使いきれないまま終わってしまう、と。
だったら生前に、元気なうちに、生きたお金を使おう、と。
著者がすでに蓄えが豊富そうな方なので、私のような庶民だと話が合わない部分もあったけど、確かに、と頷ける部分も多かった。
わが子に残したい、とか、将来病気になった時の治療費のために、とか。
「お金」に振り回されている現代。
今までは当たり前だった仕事がなくなってきている現代。
生き残りをかけたサバイバルゲームではない。
現実に起こっているのだ。
みんな目に見えない何かと闘っている。
たまにふと思う。
今この時って実は、全部夢なのではないかと。
そうじゃなかったら、人間 vs 人間ではなくて、人間 with 人間で生きたいなと。
誰かに迷惑をかけることなく、気持ちよく楽しみたいよね。
考えさせられる課題だけれど、この『考える』ことをしない、またはそんな余裕がない人が多い中、出社することをきっかけに、読書する時間ができてよかったと心底思う。
読書初心者には、「ガネーシャ」シリーズはオススメする。
関西弁のガネーシャの教えを受けることができる。
ガネーシャは神様なのだけれど、ターゲットとなる一般庶民のもとへやってきて、さまざまな教えを伝授していく。
結局は、できるかできないかではなく、やるかやらないかの話だと思う。
思っているだけでは何も変わらない。
まずはやってみよう。
失敗してもいいじゃないか。
誰にも迷惑かけていないし、なんなら見てないかも。
失敗したら、なぜ失敗したのかを振り返り、また挑戦してみればいい。
すべてのことに対していえるが、やった人しかわからない、言葉にできない達成感と成長が、その先には待っている。
読書するか、しないか。
行動するか、しないか。
間違ったら、素直に謝る。
とかね。
人間力が養われるのは本を読むことだと思っている私は、6月読書することができて、3冊の良本とめぐりあえた。
また新たな本と出会えるといいな。
7月、例年になく暑さ厳しいけれど、無理なく、元気に夏を乗り超えよう。