通勤という時間の使い方

2022/06/26

日記

t f B! P L
 

リモートワークを始めて3年が経過した。

3年ぶりに出社することになった。

リモートワーク前提で実家に引っ越したのに、だ。

出社となると、片道軽く1時間半の通勤となる。

驚きの早起きと、通勤時間で、身体がなまりきっているとはいえ、いきなりの立ちっぱなしの電車内。

なかなかハードなスタートだった。

でもね、なんだろう、これが『通勤』ってことなんだなって、懐かしくもあり、出社して、対面して、人と話すってことが愛おしく感じたのであった。

通勤時間の使い方

片道1時間半、往復だと3時間の時間をどのように使うのか。

これまで自宅で3時間のあいだに何をしていただろうと思った。

YouTube鑑賞?Twitterでつぶやく?

そんなことをしていたら3時間なんてあっというまに過ぎてしまっていた。

同居の家族と会話して、ゴハン作って、穏やかな時間が流れていたらまだ有意義だったんだろうが、実際はそうではなかった。

この時間を利用して、読書することができた。

友人とチャットで会話ができた。

ゆっくり音楽を鑑賞できた。

考えることができた。

限られた時間は、自分の中で「この時間を使って○○をしよう」となった。

そして確実にそれを実行することができるようになった。

であれば、リモートワークだけが最適解ではないのかもしれないなと思った。

とはいえ、通勤に時間がかかる分、自宅を出るのが朝6:45だったことを会社に告げたら、出社時間を30分遅くしていいよ、と。

朝の30分がどれだけ助かるか。

ただただ感謝だなと思ったと同時に、仕事もがんばろうと思った。

居住地は全国自由

NTTは7月から国内のどこでも自由に居住して勤務できる制度を導入する。主要7社の従業員の半分となる約3万人を原則テレワークの働き方とし、勤務場所は自宅やサテライトオフィスなどとする。出社が必要になった場合の交通費の支給上限は設けず、飛行機も利用できる。多様な働き方を認め、優秀な人材の獲得につなげる。NTTの取り組みが、多くの企業の働き方改革に影響を与える可能性がある。
そんな中、上記のようなニュースが目に入ってきた。

ようやく、か(笑)

大企業は、3~5年スパンで全国各地へ「転勤」という名の大移動を行う。

これに伴う、諸費用は居住地確保、引っ越し費用、移動費、さらには、転勤後帰省費用も福利厚生で会社が負担している。

建物損害保険や退去費用などなど社員の「転勤」に伴う費用だけで我々の想像以上のお金が動いていることだろう。

その負担をなくす決断をした、というところだろうか。

私自身も3年前にテレワークを始め、小さな課題はもちろんあったが、出社しないと無理なことは、この3年の間に少なからず解消してきたと自覚している。

となると、出社する意味ってなんだろうとなったわけだ。

現在私が出社している会社の人にふと聞いたことがある。

「どうしてリモートワークしないんですか?」

その答えはこうだった。

「セキュリティの問題ですかね・・」

ツッコミたい気持ちは山々だったがこの時はそっと「そうなんですね・・」とだけ答え、会話は終了しといた。(笑)

セキュリティの問題って具体的になんだろう。

シンクライアント端末では駄目ですか?

端末の確保が費用面で難しい?

NTTデータでは2015年から、このシンクライアント端末によるリモートデスクトップ環境で業務を行っている。2018年には既に全社員導入が完了している。

こういう記事を見ると、「まだ出社しているの?」「なぜ?」と自問自答してしまう。。

公園


本題に戻ろう。

出社しているとはいえ、通勤時以外は、専らデスクワークである。

お手洗い以外は、離席することがない。

お昼ゴハンを食べた後の昼休みは、近くの公園へ行くようにしている。

往復すると800mほどだろうか。

それでも外の空気は気持ちがいい。

緑や空が目に入ってくるし、風も感じることができる。


ビルに囲まれてはいるものの、広場になっているのは視界が開けていい。

梅雨とはいえ、太陽が出ているときは暑い。

木陰に座ってのんびりしている人、お弁当を食べている人、読書している人。

それぞれのお昼休みの過ごし方だな。

私もただただボーっとしている(笑)


運動不足

在宅勤務を3年やってみて感じたことの筆頭は「運動不足」だった。

通勤することで、結構歩いていたことに気づかされた。

大きな移動は電車だったとしても、自宅から駅まで、乗り換える場合は、駅から駅まで、下車駅から会社まで、さらには自分のデスクまで。

東京在住時、最寄駅から自分のデスクまで時間を測ったことがあったのだが、その時なんと10分だった。

毎朝と帰宅時に10分歩き、さらには駅から自宅まで歩いていたことを考えるとそれだけでなかなかの歩数だったように思う。

博多では、自宅から自転車通勤をしていた。

自転車乗車時間は、これまた10分ほど。

それでも運動になっていたように思う。

車通勤している人以外では、「通勤」するだけで何かしら運動はしていることになる。

さらには当時、大濠公園へ走りに行っていたことを考えると、出社していたときは相当運動していたんだなと今更ながら思う(笑)

今月から出社することになった今は、先述のようにお昼休みに、公園へ行くという口実を作り、「歩く」ようにしている、というわけだ。

在宅勤務に伴う運動不足によって体重増加してしまったので、現在ダイエットというか意識して体を動かすようにしている。

そんな「ジョギングダイエット」については別記事で連載しているので興味ある方は覗いてみてくださいませm(__)m
※近々更新します。

ある日のこと

そういえば、先日帰宅の電車に乗るために並んでいたら、肩をトントンとされたので振り向いた。

男性が何か言っていた。

イヤホンをつけていた私は、男性の声がまったく聞こえなかったので、イヤホンを外して耳を傾けた。

「並んでたのに、なんで前に並んでるんですか?」

とても、とても小さい声で私にこう言ってきた。

私は、とても驚いた。

「ここは2列で並ぶところです。まだ私一人なので、どうぞ横にお並びください。」

と言ったつもりだったが、彼は再びこう言ってきた。

「並んでたのに、なんで前に並んでるんですか?」

そうか、質問に答えてなかったな。

[あれは並んでたとは言わないんだよ。並んでたんじゃなくて、立ってただけでしょ。

アナウンスをもう一回聞いてみな。]

と思ったが、こんなことで揉めたくなかったし、前だろうが、後ろだろうが面倒になったので、一言こう言った。

「前にどうぞ」


まとめ

まとめるような内容ではないけども(笑)

この出来事は、私にとっては大きなストレスとなった。

そう、通勤のストレスは、『マナー』だったのだ。

  • 乗客同士の大声の会話により、聞きたくない会話や笑い声が聞こえてくる
  • 大きすぎる荷物を持ったまま扉の前に立ちはだかる中高生~学生

この3年の間にようやく福岡の電車でも「リュックは前にお持ちください」というアナウンスが流れるようになった。

コロナの影響で、「緊急時以外は極力会話はお控えください」というアナウンスも流れるようになっており、通勤時(特に朝)電車内はとても静かだ。

おかげでKindleによる読書がはかどっている。

自宅にいると、さまざまな誘惑に負けて読書が後回しになっていたが、電車に乗車している時間は読書することにしている。

先述の通勤していた時代は、文庫本などで読書していたが、今はスマホ片手にKindleで読書をしている。
※毎月の読書メーターまとめ記事も後日復活予定。

やはり読書は勉強になる。

眠たくなったら寝たらいい。

ただ寝てしまうとせっかくの電車時間がもったいない気がしているので極力寝ない(笑)

眠たくなったら立ち上がり、しれーっとかかと上げ運動を実施している(笑)

誰も見ていないのだ。

見られていたところで誰かに迷惑をかけているわけでもないので、気にする必要はない。

何事もなく、快適な通勤時間にしていこう。

ひとりひとりの意識で。

通勤する人、在宅勤務する人、雇用形態だって、さまざまな働き方が選択できる時代。

一日24時間を快適に過ごせる日々を心から願っている。

明日からまた一週間、元気にやっていこう。

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