小倉へ行ってきました①

2021/04/05

九州_福岡

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JR小倉駅

小倉へ行ってきました。

小倉は、2014年ぶりです。
もうそんな前になるのかと自分でも驚きますね。

<過去記事>

本記事は、小倉城メインとなっております。
小倉城以外で訪問したところは、次回記事へ続きます。

小倉北区

住所は、福岡県北九州市小倉北区。
同じ福岡でありながら、北九州地方のことをあまりわかっていませんでした。

北九州市内に『小倉北区』『小倉南区』とあるようですが、小倉駅があるのは、『小倉北区』です。

令和2年7月1日現在
人口:182,898人
面積:39.23平方キロメートル
―引用元:小倉北区HP

北九州市全体の人口が、935,084人(令和2年9月1日現在)ですので、小倉北区が約19%を占めているようですね。



小倉城

天守

小倉城

小倉城は、2019年にリニューアルオープンしました。

リニューアル後は、初訪問ですね。
リニューアル前を含めると3回目の訪問となります。

全国天守高さくらべ

全国にある現存天守/復元天守/復興天守のうち、小倉城は6番目の高さなのだそうです。
※天守台の高さは含まれていません。

<小倉城データ>
城地種類:平城
築城年:慶長7年(1602年)
築城主:細川忠興
主要城主:細川氏、小笠原氏
別名:勝山城、湧金(ゆうきん)城

細川忠興が築城したときは、層塔型で最上階以外の破風はなかったそうですが、昭和期になり、大きな入母屋破風ほか幾つか破風を施した望楼型で復元されました。

小倉城 本丸側から

小倉城 内堀側から

破風があると、全体の外観がかっこよくなりますよね。

また、ご覧いただいてお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、天守最上階を見ていただくと、なんだか変わってる部分があるのがわかりますでしょうか。

そう、黒い部分。

これは唐造り/南蛮造りと呼ばれます。
普通の天守は、上の階にいくほど、小さくなっていきますが、唐造りの天守は、下階より上階の平面を大きくつくって張り出させています。

同じ唐造りの天守で現在見ることができるのは、岩国城です。

↓参考(岩国城)
2018年9月15日撮影:岩国城

岩国城の場合は、3階部分が張り出してますよね。
これまた貴重な唐造りの天守です。

さて、話を小倉城に戻しますね。

ざっと天守の型の話をしてきましたが、現在の小倉城は、いわゆる「天守」と呼ばれるものの、いいとこ取りをした鉄筋コンクリート造の「模擬天守」ということになります。

いいんです。
それでも町にお城があるというのは、存在するだけで町のシンボルとなりますしね、城郭好きとしては羨ましい限りです。

着見櫓

着見櫓

今回、初めて本丸方面へ歩いてみました。

すると、櫓らしきものがあったことに初めて気がつきました。
ここは、もともと着見櫓(つきみやぐら)だったようです。

現在は、「漬物処糠蔵ぬかぐら」お漬物やさんとして営業されているそうです。
訪問した日は、月曜日で店休日でした。

宮本武蔵・佐々木小次郎 像

宮本武蔵・佐々木小次郎 像

巌流島の闘いで有名な宮本武蔵・佐々木小次郎の決闘シーンですね。
こちらも2019年のリニューアル時につくられたそうです。

天守内3階でもお二人のことが熱く展示されていました。


天守内は、城ミュージアムでした。
エンターテイメント色が強い印象でした。

関ケ原の合戦後、細川忠興が小倉に入国し、城を築城。
1602年から7年の月日を経て、城と城下町は完成しました。

この頃から、祇園祭も誕生したようです。
その後、細川家と姻戚関係にある小笠原家が藩主となっています。

1832年、火災によって本丸が全焼。この時、天守は再建されなかったそうです。
1871年、廃藩置県の後、西南戦争時は軍用地となりました。

その後、1959年、市民の熱望により天守が再建されました。


今なぜここに、城があるのか。

歴史を知ると、見る目が変わります。
建物の造りを知ると、見る目が変わります。

興味深いですね。
城への熱量は、町によってさまざまな気がします。

そういう意味で、小倉城は、エンターテイメント色が強いと感じました。
最上階からの眺望は、ここが街中にあることがよくわかりました。

小倉城最上階から

小倉城最上階から

小倉城最上階から

今回も、鯱のお顔をしっかり見ることができました(笑)

小倉城まとめ

入場料一覧表

上記のとおりですが、あらためて書きますね。

入城料(個人):大人350円
開館時間:
夏季(4月~10月)9:00~18:00
冬季(11月~3月)9:00~17:00

訪問した4月5日現在、桜は散って葉桜となっております。
それはそれで、緑が美しい季節です。

小倉城は年中無休で開館されています。
来館客数は、数えるほどでしたので、場所によっては貸切状態といってもいいかもしれません。

というわけで、混雑なく、ゆっくり見学できます!!

とはいえ、訪問時のマスク着用は必須で行きましょう。
入館時に検温器、アルコール消毒スプレーが設置されています。

公式ページ → 小倉城


続日本100名城


日本城郭検定が認定している「日本100名城」巡りは、道半ばなのですが、2017年に「続日本100名城」が指定されました。

なんとも、驚きを隠せきれなかったわけで(笑)

ま、まあ、それならばと新たにスタンプ帳を購入しまして、城巡りの旅が停滞していたのは事実ですし、少しずつ、少しずつ、再訪問の旅を長~いスパンでやっていく所存でございます。

小倉城は、その「続日本100名城」に指定されました。
というわけで、スタンプを押しに行ったというわけであります。


スタンプ場所は、ここ↓

しろテラス

こちらも2019年に作られた「しろテラス」という建物にスタンプが設置されています。

大手門横にあるので、登城前にスタンプを押しました。
ちなみにこちらも年中無休で営業時間は9:00~18:00とのことです。






っと、長くなってしまったので、次回に続きます。
次回は、アクセスや食べたものを書いていきます。

では。

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