2019年5月2日(木)国民の祝日
令和2日目。
まるで新年の初詣とばかりに、
東京の数ある神社仏閣の中でも、特に格式高いといわれている五社へ参拝にいってきました。
といいつつ、うち一社の明治神宮は、令和初日に行きましたので、
残り四社への参拝ということになります。
■東京大神宮
~東京のお伊勢さま~
東京における伊勢神宮の遥拝殿として明治13年(1880年)日比谷に創建。
昭和3年(1928年)現在地に移り今日に至る。
<ご祭神>
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ):伊勢神宮内宮のご祭神
豊受大神(とようけのおおかみ):伊勢神宮外宮のご祭神
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
高御産巣日神(たかみむすびのかみ)
神産巣日神(かみむすびのかみ):造化の三神
倭比賣命(やまとひめのみこと):天照皇大神の御杖代(みつえしろ)
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前日の明治神宮で5時間半の待ち時間というのが頭に残ってましたので、
朝8:10頃到着、参拝後、
御朱印受付は、8:20頃から並びましたが、
19番目でした。(数えられるくらいの人しか並んでいなかった)
9:00から受付開始。
9:10にはいただけました。
■靖國神社
~皇居のほとり 九段の杜~
明治天皇の思し召しにより明治2年(1869年) に 「招魂社」 として創建。
明治12年(1879年)現社名に改められる。
国のために命を捧げられた246万6千余柱の英霊が祀られ、
平和を願う人々の祈りが絶えない。
<ご祭神>
靖國神社には、戊辰戦争(戊辰の役)やその後に起こった佐賀の乱、西南戦争(西南の役)といった国内の戦いで、
近代日本の出発点となった明治維新の大事業遂行のために命を落とされた方々をはじめ、
明治維新のさきがけとなって斃れた坂本龍馬・吉田松陰・高杉晋作・橋本左内 といった歴史的に著名な幕末の志士達、
さらには日清戦争・日露戦争・第一次世界大戦・満洲事変・支那事変・大東亜戦争(第二次世界大戦)などの
対外事変や戦争に際して、国家防衛のためにひたすら「国安かれ」の一念のもと、
尊い生命を捧げられた方々の神霊みたま が祀られており、その数は246万6千余柱に及びます。
その中には軍人ばかりでなく、戦場で救護のために活躍した従軍看護婦や女学生、
学徒動員中に軍需工場で亡くなられた学徒など、軍属・文官・民間の方々も数多く含まれており、
その当時、日本人として戦い亡くなった台湾及び朝鮮半島出身者や
シベリア抑留中に死亡した軍人・軍属、大東亜戦争終結時にいわゆる戦争犯罪人として処刑された方々なども同様に祀られています。
このように多くの方々の神霊が、身分・勲功・男女の区別なく、
祖国に殉じられた尊い神霊(靖國の大神)として一律平等に祀られているのは、
靖國神社の目的が「国家のために一命を捧げられた方々の霊を慰め、
その事績を後世に伝えること」にあるからです。
つまり、靖國神社に祀られている246万6千余柱の神霊は、
「祖国を守るという公務に起因して亡くなられた方々の神霊」であるという一点において共通しています。
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東京大神宮から歩いて10分前後。
あいにく雨が降ってきてしまったのですが、
朝早かったからなのか、雨だったからなのか、
こんなに混んでいないのは初めてでした。
<過去記事>
・初詣 2011(2011-01-10)
・2016春@東京 ~靖国神社~(2016/04/10)
■日枝神社
~皇城の鎮・山王さま~
<ご祭神>
大山咋神(おおやまくいのかみ)
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まだ雨は降り続いていましたが、赤坂の日枝神社へ。
こちらは実は、7年前東京勤務していた会社がすぐ近くだったので、
懐かしさでいっぱいでした。
<過去記事>
・サクラ咲ク2010@日枝神社(2010-04-16)
■大國魂神社
~武蔵総社~
大國魂大神を始め他八柱をお祀し、景行天皇41年(111年)の創建。
大化改新により武蔵国府が置かれ、 国司が奉仕し武蔵総社となる。
大國魂大神は出雲の大国主神と同神とされ、武蔵国の守護神として崇敬されている。
5月5日に執行される例大祭は夜間に神輿の渡御が行われたことから「暗闇祭」と
して親しまれている。 (現在は夕刻より渡御)
<ご祭神>
大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)
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ついに23区内を出て、府中市へ。
雨も上がり、綺麗な青空が広がっていました。
「くらやみ祭」というお祭り前で、その準備中といったところでした。
ありがたいことに、おみくじ「大吉」で、
東京五社めぐり終了。
結構歩きましたね~。
だけども、清々しい気持ちでいっぱいです。
令和の始まりに、
東京五社を参拝できて、本当にうれしいです。
単に御朱印をいただきに行くだけではなく、
どこも空気が清らかで、緑豊かで、美しいところなので、
また手を合わせにいきたいです。