続きまして、司馬遼太郎スペシャル第二弾です。
■100分de名著 司馬遼太郎スペシャル
NHK Eテレ 2016年3月2日放送
誰もが一度は読みたいと思いながらも、なかなか手に取ることができない古今東西の「名著」を、25分×4回、つまり100分で読み解く番組。
というわけで、初めて視聴しました。
司会は、伊集院光さん、武内陶子さん。
第1回 3月2日放送
「戦国」から読み解く変革力
~「国盗り物語」を中心に~
第2回 3月9日放送
「幕末」に学ぶリーダーの条件
~「花神」を中心に~
第3回 3月16日放送
「明治」という名の理想
~「『明治』という国家」を中心に~
第4回 3月23日放送
「鬼胎の時代」の謎
~「この国のかたち」を中心に~
司馬遼太郎さんの作品を時代ごとにわけて一週ずつ紹介。
指南役は、歴史学者でおなじみの磯田道史氏。
司馬作品と出会ったのは小学五年生のときだそうで。
さすがだな~と同時に、
私も小学生のとき司馬作品を読んでいたら、
人生変わっていたかもしれないな~と同時に、
やっぱり本は子供のころから読んだほうがいいよ、と世のお母さん、お父さんたちに言いたい。
と思いました。
磯田氏は話が面白いし、わかりやすいので、この方が歴史学者として人気があるのは納得。
私もよく拝見してます。
さて番組、
磯田氏が選んだ4作品の中で、私が読んだことがあるのは、『国盗り物語』だけ。
なので第2回からはとても興味深く見ました。
特に第2回。
『花神』に描かれた大村益次郎の生き方から、理想のリーダーの在り方を読み解いていく。
大村益次郎に大変興味を持ちました。
司馬さんが描く大村益次郎を読んでみたくなりました。
もちろん第3回の「『明治』という国家」も、第4回の「この国のかたち」も。
21世紀に生きる君たちへ
司馬さんが残したメッセージだけど、
司馬作品を読む毎に大きな大きな意味で、
司馬さんはメッセージを残している気がしています。
私はきっと、そこに共感していて、
もっと共感したいから、司馬さんが行った場所へも行っている気がするし、
行ったからこそ、さらに共感し、そのメッセージを体感しているように思います。
まだまだたくさん司馬作品を読んでみたくなりました。
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