前回記事を書いた日(15日)の深夜(16日 1:25)、
再び、緊急地震速報が鳴り、すでに眠りについていた私は飛び起きました。
その直後、14日の地震の時とは比べ物にならないほどの大きな揺れが長いこと続きました。
あーーーこれは!と思っても、私がいる福岡市内は震度5弱。
震源地は震度6強。マグニチュードは、M7.3。
結果、14日の揺れが前震で、このM7.3の揺れが本震だと訂正されました。
しかもまだこれより大きい本震が起きるかもしれないと言われています。
週末とはいえ、この日は結局このあと大きな余震が続き、朝5時になってようやく眠りにつきました。
それでも福岡市内はまだよくて、震源地近辺は、震度4~6の余震が続きまくり、
もう眠れることはできなかったと思います。
■人的被害
【死者】
・熊本県 :41人(益城町20、南阿蘇村7、西原村5、熊本市4、嘉島町3、八代市1、御船町1)〔NHK〕※14日の地震に伴う死者(9人)を含む
【不明】
・熊本県 :11人(南阿蘇村11)〔総務省消防庁・NHK〕
【負傷者】
・熊本県 :2000人以上(けがをしたり体調不良を訴えたりして手当てを受けた人)〔NHK〕
・大分県 :17人(由布市7、大分市3、日田市3、宇佐市2、別府市1、竹田市1)〔大分県〕
・福岡県 :15人〔総務省消防庁〕
・佐賀県 :7人〔佐賀県〕
・宮崎県 :6人(宮崎市2、延岡市1、都城市1、川南町1、高鍋町1)〔NHK〕
■避難情報(17日18:30現在)
【避難指示】
・熊本県 :阿蘇郡南阿蘇村(中松、東下田、下田、立野、黒川、新所 994世帯2503人)
【避難勧告】
・熊本県:菊池市(全域 18688世帯49758人)、菊池郡大津町(全域 13531世帯34090人)、上益城郡御船町(全域 7133世帯17681人)、下益城郡美里町(全域 4262世帯10752人)、阿蘇郡高森町(全域 2866世帯6743人)、阿蘇郡産山村(全域 627世帯1584人)
・大分県:中津市(耶馬溪町大字深耶馬 深瀬集落 16世帯27人)
被害状況詳細
震源地が移動していっているのが非常に気になりますね。
昨日に比べると、少しだけ、余震は少なくなったかなと思いますが、
まだまだ油断は許さない状況だと思っています。
何より、この震源地が移動していること。
私は素人なので、詳しいことはよくわからないなりに、
そんな素人でも近隣の活断層に地震活動の影響を与えている、と思うからです。
熊本、大分、被害にあった地域の皆様に心からお見舞いを申し上げるとともに、
現在避難生活を送られている皆様は、本当に不安な夜を過ごされていると思うので、
なんとか一日でも早く心穏やかにぐっすりと眠れる日が来るようにと願うばかりです。
もちろん、私にできることはなんでもやろうと強く思っています。
捜索活動は今も続いています。
今回の震源地近辺、益城町、阿蘇、大分は、山が多いところで、
土曜日に降った雨で土砂崩れも起こりやすく(実際に起こっていますが)、
余震でさらに土砂崩れの心配もあります。
本当に他人事ではなくて、
今後も大きな地震が発生する確率はとても高いと覚悟をしておかなくてはなりません。
それは、九州はもちろん、福岡市内でも、他地域でもです。
皆さん、どうか無事でありますように。
どうか、これ以上被害が大きくなりませんように。
とにかく祈るしかありません。