昨夜（4/14）21:26、
もう二度と聞きたくないと思っていた緊急地震速報が鳴りました。
その数秒後に揺れがきました。
震源地は熊本だとわかったので、まだ揺れてる最中でしたが、
実家に一人でいる母へ電話をしました。
今まで聞いたこともない母の声。
「こわかったーーーー。」
これまでに私が住む先々で大きな地震に遭遇しているので、
慣れたくはないんだけど、もう経験したくないんだけど、揺れを体が覚えてしまっています。
振り返ってみると、
2011.3.11 東日本大震災 → 東京都在住
（当時の記事：今こそ_2011-03-13）
2005.3.20 福岡西方沖地震 → 福岡市内在住
（当時の記事：地震_2005-03-20）
今回、福岡市内では、同じ九州とはいえ震源地熊本から少し距離があり、
震度４程度でした。
それでも、九州ではあまりない地震ですし、何より緊急地震速報に驚いた方が多かったかな。
少なくとも私はその一人です。
普段テレビをつけていないのに、たまたま昨日はつけていたんです。
そのテレビから流れてくるあの緊急地震速報の音と画面が！！！
不意にやってくる地震。
九州ではないだろうと思っていた人も多かったと思います。
日本各地、どこで地震がおきてもおかしくないほど、この数年では大きな地震がおきています。
今回、震源地が熊本だと聞いて真っ先に思い浮かんだのは、熊本城でした。
当ブログでも先日記事にしていたとおり、桜が美しかったほんの数日前に行ってきたばかり。
その大好きな熊本城の400年前から残っていたあの高石垣の一部が、
国指定重要文化財の長塀の一部が、
復元天守の屋根瓦の一部が、
数秒間の大きな揺れで崩れ落ちてしまいました。
この衝撃は相当です。
さらには、今現在の情報では9名死亡、けがをされた方は１，０００名を超えるとニュースで言っています。
信じたくありませんが家屋倒壊も数えきれないほどです。
震度７
数字だけ聞いてもショックを受ける大きさです。
東京在住時、東日本大震災の数年前に防災訓練を受けたときに、
地震体験をさせてもらったときが、震度７でした。
立ってることが困難なほどの揺れだったのを覚えています。
震源地で一番揺れがひどかった益城町は、熊本市内からそれほど距離は離れていませんが、
そこはもう郊外で、高齢者の方々も多い地域。
自由に動くことができない方々も多いと思います。
怖かったろうなと心底思います。
本当に、他人事とは思えなくて、一瞬でおうちが崩れてしまったのを目の当たりにされて、
まだ余震が頻発してる中、不安でいっぱいだと思います。
心から、心からお見舞い申し上げます。
福岡の自宅にいた私は、母との電話が途中で切断し、つながらなくなりました。
その後、複数の友人から安否確認の電話がありました。
それからＰＣでＬＩＮＥのやりとりが深夜まで続きました。
気にかけてくれたことに心から感謝申し上げます。
会社では今日、熊本出身の人が涙があふれていました。
そう、今私たちにできることは、できることを精一杯やること。
今までに何度も何度も書いてきましたが、
私はいろんな覚悟をして生きているつもりです。
大きな地震を近くで経験してきたからこそ、決めたのです。
会いたい人に会っておく。
話したい人と話しておく。
今隣にいる人と力を合わせる。
まだ不安な夜はしばらく続くと思いますが、
どうか周りの人と協力して、声を掛け合って、過ごしていただきたいです。
そしてもう一つの願い、
緊急地震速報がもう鳴りませんように。
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