2015夏@姫路城 弐の続きです。
中に入るのは、2009年8月2日以来ということになります。
わかりますでしょうか。この混雑っぷり。
ここで靴をぬぐわけですが、もうごちゃごちゃ。
そして窓(笑)
そう、ここは乾小天守だったんですね。
皆さんわかっているかしら、私たちは乾小天守から入城したのですよ。
天井に興奮。
壁にも興奮。
出格子窓も規模が違う。
登れない階段の先には何があるんだろう。
そう、ここはロの渡櫓。
ここから先がいよいよ大天守です。
武具掛けだって、いちいちかっこいい。
階段だって大行列。
破風の間の広さ!右側の格子窓は開閉できますよ。
武具庫。
東大柱に大興奮。
姫路城は、二本の心柱(西大柱と東大柱)で支える構造になっていて、
心柱が現存する天守は、日本の中で姫路城だけです。
特に東の心柱は、築城当時のものが400年間そのまま残っていて、大変貴重なのです。
ここから5階天井まで伸びています。
四階にある石打棚。
窓の位置が高くなっているので、窓が使えるように石打棚を設けているのだそうです。
高窓(煙出し)。
籠城の際、射撃をすると室内に煙が充満するので、それを排出するための高窓なのだそうです。
へぇ~~。そんなことまで考えられているのですね。
五階。東大柱のてっぺん先です。
昭和の大修理前は、本来の東大柱の中心線から東南方向に約37cm傾いていたのを、
多くの支柱を入れて補修をしてきたのだそうです。
このてっぺん先が見られるのも大変貴重です。
こっちは、西大柱のてっぺんです。
東大柱は円柱ですが、西大柱は角柱ですね。
柱が梁を受ける接合部分は、昭和の大修理の際に鉄板で補強しているそうです。
最上階。
なのですが、見てください、この混雑を↓
ひゃぁ~~~
最上階には、姫路城の守護神、長壁神社があるのですが、
とにかく、みんながみんな参拝されてました。
ここまでどれだけ吟味してきたかしら。
実は五階から最上階に上がるときも入場制限があり、結構待ったんです。
そうしてようやく上がってきたわけですが、
下りの階段は別になっていまして、ここもまた上りとは違うものが見れたので、
その辺はまた次回に書きます。