今年の5月7日に仲間入りした、人生初のレモンの木。
自分が育てているのは「マイヤーレモン」です。
ご近所の方がレモンを育てていて前から興味があったので、我が家にも迎え入れました。
あとでそのご近所の方と話をしていたら、その方は「リスボン」という品種なのだそうです。
ざっと品種の比較をするとこうです。
レモンの人気品種である「リスボン」と「マイヤー」は、味や育てやすさに大きな違いがあります。それぞれの特徴を分かりやすく比較します。
🍋 リスボン(Lisbon)
- 特徴: レモンらしいガツンとした強い酸味と豊かな香りが特徴の王道品種です。果実はやや縦長で、皮は適度な厚みがあります。
- 耐寒・耐暑性: 比較的耐寒性があり(マイナス3℃程度まで)、風害や暑さにも強く日本で最も広く栽培されている定番種です。
- 樹形・トゲ: 樹勢が強く大きく育ちやすい性質があります。枝にトゲがあるため、剪定や収穫の際は少し注意が必要です。
- 収穫時期: 10月〜11月頃(または12月頃まで)。
🍊 マイヤー(Meyer)
- 特徴: レモンとオレンジ(またはマンダリン)の交配種です。レモン特有のツンとした強い酸味が少なく、まろやかな甘みとフルーティーな香りがあります。丸みのある形で皮が薄く、熟すとほんのりオレンジ色がかります。
- 耐寒・耐暑性: レモンの中では比較的寒さに強く育てやすいですが、極端な霜や寒風は避けた方が安心です。
- 樹形・トゲ: リスボンに比べてトゲが少なめで、樹高もコンパクトに纏まりやすいため鉢植えでも扱いやすい品種です。
- 収穫時期: 11月〜12月(または翌年3月頃まで)。
📋 品種比較まとめ
| 項目 | リスボン | マイヤー |
|---|---|---|
| 味・酸味 | 本格的でシャープな酸味 | 酸味が控えめで甘み・果汁が多い |
| 果実の見た目 | 典型的なレモン型(やや長楕円) | 丸みがあり、熟すとオレンジ色を帯びる |
| トゲの多さ | やや多い | 少なめ |
| 向いている用途 | 唐揚げ、レモンサワー、お菓子作りなど「ザ・レモン」の料理に最適 | 皮ごとジャムにする、ジュースにする、そのまま使うなど幅広く |
自分は、どうしてもレモンを食べたいわけではありません(笑)。
だけど、いち植物として果実を収穫できるまで育ててみたいというのが一番の理由です。
ということで、今回も迎え入れから現在に至るまで、これまで書いてきた記事のまとめ記録として残しておくことにします。
2026年5月
久留米市にある「緑化センター」に出向き、このレモンの木と出会いました。
まだ2年生の苗木とのことで、「すぐに土を入れ替えてください」と言われていたため、帰宅してすぐ10号のテラコッタ鉢に植え替えました。
蕾がたくさんついていて、ほんのりいい香りがしていました。
お天気がいい日が続いていた頃のこと。当時出社していて数日水をあげ損ねていたら、気づいたら葉っぱが完全に下を向いていました。
お迎えしてほんの数日の出来事だけに焦りましたが、この写真を撮影後すぐにたっぷりと水を与えました。
なんてこった……🫥
蕾が開花し、咲き終わった花びらが散るのと同時に、葉もみるみる落葉していき悲惨な光景に。
残っている葉も黄色く、明らかに状態が良くありませんでした。その後も数日落葉が続きましたが、良いお天気が続いていたので毎朝の水やりを継続していきました。
水切れを起こしてから13日後。
まだ黄色の葉は残るものの、残った葉はほんの少しだけ元気を取り戻しているように見えました。
2026年6月
まだ黄色い葉は残っていますが、だいぶ回復してきた実感がありました。
梅雨時期に入ったため雨の日は水やりを控えましたが、晴天の日の水やりは欠かさず続けました。
雨の日も毎日の観察を日課にしていたところ、小さな「実の赤ちゃん」を発見!とても嬉しかったです。
もちろん全部が実るわけではなく落果の可能性も高いと分かっていましたが、新しくついた蕾の開花も見届けながら観察を続けました。
2026年7月
梅雨が明け青空が戻ってきた7月、いつの間にか実が大きくなっていました。
この時点で残っている実は6個。「生理落果することもある」と聞いていたので、最悪1個でも収穫できれば大成功だと思っていました。
梅雨明け以降は連日の猛暑で雨も全く降らず、本格的な夏が到来。毎朝欠かさず水やりと全体観察を続けていましたが、この頃から葉の虫食いが気になり始めました。
2026年8月
初夏に水切れを起こして黄色くなっていた葉はすっかり無くなり、すべて青々とした元気な葉に生まれ変わりました!酷暑の中でも毎朝水やりを続けてきて本当に良かったと感じた瞬間です。
一斉にたくさんの新芽が吹いてきました!「ようやくここまできたな」と本当に感無量でした。
さらに複数の蕾も次々と登場。「また咲くの!?」と驚きつつ、3回目の開花ラッシュを見守りました。
しかし、新芽が出ると同時に現れるのが黒っぽい幼虫たち。
アゲハチョウの幼虫は硬い成葉を食べられないため、柔らかい大切な新芽を狙って食べてしまいます。せっかく芽吹いた若葉を守るため、見つけ次第即除去する作戦を開始しました。
卵を放置するとすぐ孵化して葉が食い荒らされてしまうため、「アゲハチョウよ、他で産んでくれ〜」と祈りながら、卵と幼虫をひたすら取り除く日々が続きました。
こうして3回目の開花と害虫との戦いを経て、猛暑の8月を無事に乗り切ることができました。
2026年9月
9月に入っても残暑が厳しい中、6個の実はいずれも落果せず順調に大きく成長。
毎日のお世話と卵・幼虫チェックを継続していきます。
実が肥大化するにつれて、重みで木全体が傾き始めてしまいました。
ひとまずアイアンチェアを使って木を支えて応急処置を行いました。
2026年10月
ついに容疑者と遭遇し、証拠写真のチャンスがきた!(笑)
以前追い払おうとしたら向かってこられて意外と俊敏だったため(笑)、「産卵させたあとに卵を除去する」という運用に切り替えて対応しています。
また、アイアンチェアでの補強が見た目的に不格好だったため、DIYで専用支柱を作ることにしました。
自宅にあった約90cmの黒竹を、ホームセンターナフコの「バレルスタンド」という重石に差し込みます。
黒竹の先端には先端パーツ(イレクタージョイント J-4)の不要な部分を切除加工して装着しました。
枝とイレクタージョイントを結束バンドで固定すれば支柱の完成!これで風による倒木リスクを大きく軽減できました。
朝晩の気温が20℃を下回るようになり、一番下の実から少しずつレモン色に変化してきました。
これから
お迎え直後の水切れと激しい落葉からスタートしましたが、見事に復活し、現在も6個の実が順調に育っています。
初めての柑橘類で「こんなに手がかかるのか!」と驚くことも多いですが、毎日観察するのが生活の楽しみになっています。
日当たり抜群の南側のお庭で、収穫の瞬間まで大切に見守りたいと思います。
無事に収穫できたら、次は冬越し対策をじっくり考えていく予定です!