「白露」(はくろ)
朝夕は露のむすぶ 秋へ少しづつ近づくころ
昨日(9/7)から9/22まで「白露」。
大気が冷えて露が結び、それが朝日に照らされて白く輝いて見える様子から名づけられたそう。
「露が結ぶ」とは、空気中の水蒸気が冷やされて水滴(露)になり、草木の葉などの表面に付着することを意味する。
9月に入り、少しずつ少しずつ涼しくなってきたように感じる。
この二十四節気を意識するようになってから、本当にそのように季節が進んでいくのが感じられ、あらためて、昔の人は、よくこの季節を命名したものだとつくづく思っている。
自分が住んでる地域では、昼間はまだ気温が30℃を超えてくるけれど、太陽の高度は確実に下がってきていて、日差しが家の中まで入ってくるようになってきた。
朝晩の気温も下がってきて、外に出たくなるような、外のほうが気持ちいい季節になってきた。逆に言うと家の中のほうが暑い(笑)。
さて、今回「白露」に選んだ手ぬぐいは、「露芝に蜻蛉」。
二十四節季ごとに替えている手ぬぐい。
今回は、永楽屋さんの「露芝に蜻蛉(つゆしばにとんぼ)」にした。
・・・と言っても、白露当日にはまだ届いていなかったので、一日遅れの交換になった。
今回、二十四節気に合わせて何枚か手ぬぐいをまとめて注文した。
ほかは1,500円前後のものが多い中、これは3,520円。送料まで入れると4,070円。
高い。(笑)
何が違うんだろう?と思って調べてみたら、作っている永楽屋さんは、なんと1615年創業。
1615年って・・大坂夏の陣の年。
徳川家康がまだ生きてる。
そう考えたら急に「そりゃ高いのもわかる気がする」と思ってしまう単純な自分(笑)。
そして今日、注文した手ぬぐいの中で一番乗りで届いた。
実物を見たら、やっぱりいい。
白っぽい背景に、オレンジや赤茶色の露芝。
遠くから見ると落ち着いた初秋の景色なのに、近くで見ると蜻蛉がかなりリアル。
特に羽の描き込みが細かくて、思わずじっと見てしまった。
まだ外は暑くて、秋という感じはあまりしないけれど、家の中だけは少し季節が進んだ感じ。
二十四節気ごとに手ぬぐいを替えるようになって、こういう小さな季節の変化を楽しめるのがいいなと思っている。
次は「秋分」。
それまでは、この蜻蛉に秋を連れてきてもらおう。
で、手ぬぐいの話だけど、二十四節気ごとの手ぬぐいということは24枚。
いま23枚まで揃った。
よくよく見ていたら、永楽屋さんの手ぬぐいは何枚か持っていた。気づくの遅い(笑)。
永楽屋の手ぬぐいのほとんどは一般的には手ぬぐいに使用されていない高級な「コーマ糸」を使って、昔ながらの力織機(りきしょっき)で国内にて丁寧に織り上げています。
上質な糸を使用し織られた生地は、ケバが少なく、なめらかで肌触りと美しいツヤが特徴です。
この生地に染色を施すことで、繊細で細やかな柄や線を表現することができます。
染色技法には、主に江戸時代から伝わる「型友禅」を用いており、その中でも日本最高峰の技術によって染め上げることで、美しい発色とデザインを味わうことができます。
―永楽屋さんより
値段だけでなく、こだわりを持って作られている品物は、やっぱりいいなと思います。
自分は手ぬぐいをこうやって飾っているけれど、実は手ぬぐいって使い道たくさんあるんだよね。
二十四節気で揃えている手ぬぐいはこちらにまとめているので、興味ある方はどうぞ。
今回の露芝に蜻蛉(とんぼ)はこれです。