11月第3週の金相場まとめ — 指標再開で動きやすい週に突入

2025/11/16

2025-11 DXY FX US10Y XAUUSD 日記

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先週は、10月の高値付近からの反動で金(XAUUSD)が下押しされた流れの余波が続きました。

米政府機関の再開に伴い積み残しになっていた米指標が市場に戻ることで、今週はボラティリティが高まりやすい見込みです。

特に11/20の雇用系指標(延期分)は注目度が高く、短期的な相場の方向性を左右する可能性があります。

    国内外情勢の整理(マーケットへの接点)

    • 米国:政府機関の再開で指標発表が再開。FOMC議事録やFRB高官発言、積み残し指標の発表が相場の波を作る可能性。
    • 米10年金利(US10Y):利回り上昇は金の上値を抑える要因。
    • ドル(DXY):ドル高が進むと金は重くなる。
    • 株式市場:株安=リスクオフで金が買われる場面もあるが、利回り上昇+ドル堅調だと売られやすい。
    • 日本:国内GDP/CPIや日銀の発言でドル円が動くと円建ての金価格に影響。

    11月第3週の金(XAUUSD)振り返り

    市場の流れを整理すると、10月には4時間足レベルでダブルトップっぽい短期の形が見られ、その後も上値圏での攻防が続きました。

    結果として、11月13日に直近高値 約 4,245 を付けた後にネックライン割れが確認され、下落が加速しました。

    11月第3週はその下落の余波と、指標発表前の様子見でボラティリティが高まり、週足では上髭を残しつつ辛うじて陽線で終わった格好です。

    週終値は約 4,085前後 で短期SMAは横〜下向きになっています。


    チャートパターンの見立て(見えるパターン候補)

    1. ダブルトップ(短期)

    4時間足レベルでの二山形成(10月に完成)→ ネックライン割れで急落。

    短期は戻り売りが効きやすい構造です。

    XAUUSD 4時間足チャート
    XAUUSD 4時間足チャート(2025年11月第3週)

    2. 週足の上髭(上値抵抗の示唆)

    週足で長い上髭が出ているため上値が重い。

    トレンドはまだ完全に崩れていないが、上値試しで失敗する可能性が高い局面です。

    XAUUSD 週足チャート
    XAUUSD 週足チャート(2025年11月第3週)

    3. 指標前の短期レンジ化

    XAUUSD 1時間足チャート
    XAUUSD 1時間足チャート(2025年11月第3週)

    指標の再開が近い段階では上下に振れるだけの「揉み合い」になりやすい。

    発表を跨いでの持ち越しはリスクが高い点に注意。

    短期シナリオ(目安)

    前提:直近高値 ≒ 4,245、現値 ≒ 4,080〜4,100(USD/JPY ≒ 154.5 想定。実行時に要確認)

    シナリオA(ベース・弱気) — 戻り売り継続

    • トリガー:4H/1Hでの戻り(4,090〜4,120)で陰転・抵抗確認、US10Y上昇・DXY強含み。
    • 目標:短期下値 4,000 → 3,950(段階利確)。
    • 対応:小ロット(例:0.01)で戻り売り。指標前は持ち越さない。

    シナリオB(レンジ) — 指標前の様子見

    • トリガー:主要指標までの様子見ムードで上下に振れるが方向感なし。
    • 目標:短期レンジ 4,050〜4,150 前後。
    • 対応:持ち越し禁止。スキャル気味にタイトなSL/TPで回す。

    シナリオC(強気転換) — ブレイクアウト

    • トリガー:週足・日足で 4,245 を終値で明確に突破、出来高を伴う上昇。
    • 目標:心理的節目 4,300〜4,400。中期ロングを検討。
    • 対応:突破確認後に段階的にロットを上げる。ただし資金管理は厳格に。

    来週の注目(実務的)

    • 11/20(木):雇用系指標(延期分)— 重要。発表前にポジション整理がおすすめ。
    • FOMC議事録、FRB高官発言、NVIDIA決算(リスクオフ誘発)も注目。
    • 常時チェック:US10Y(米長期金利)/DXY(ドル指数)/主要株(ナスダック・日経)

    トレード前の実践チェックリスト(一般向け)

    1. 経済指標カレンダー確認:当日の重要イベントを事前に把握。重要指標や中央銀行関連の発表前は新規エントリーを控える。
    2. 主要相関の確認:米10年利回り(US10Y)、ドル指数(DXY)、主要株価のトレンドをチェックし、金の需給にどう影響しそうかを判断する。
    3. ポジションサイズとリスク許容:1トレードあたりのリスクは口座資金の0.5〜1%を目安に設定。ロットは許容損失とSL幅から逆算して決める。
    4. 事前にSL/TPを決める:成行でも指値でも、必ず損切り・利確の水準を数値で決めてから入る(ドル建て・円換算ともにメモしておく)。
    5. スプレッドと流動性の確認:重要指標直後や薄商い時間帯はスプレッドが拡大することがある。流動性の低い時間は注意。
    6. 持ち越しルールの明確化:重要イベント(雇用統計・FOMC等)がある場合は持ち越さない、または極小ロットのみ許容するなど事前ルールを決める。
    7. 発注前の最終チェック:チャートの時間軸(1H/4H/日足)でトレンド方向、足型、出来高・モメンタムを再確認する。ニュースアラートが鳴っていないかも確認。
    8. メンタルと実行ルール:1日の最大損失、連敗時の停止ルールなどを決めて守る。計画通りにいかなければ退場する勇気を持つ。
    9. 記録と振り返り:エントリー理由、結果、反省点を記録して定期的に見直す。

    まとめ:今週は指標の再開によるボラティリティ上昇が見込まれる一方で、チャート面では短期〜中短期で戻り売り優位に見えます。

    私の優先は「小ロット・指標前は持ち越さない・相関チェックを欠かさない」ことです。

    無理に張らず小さく回すのが現実的だと考えています。

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