今日は地区の敬老の会だった。
会場には大先輩たちがたくさんいて、一緒に食事をしながらお話した。
各席を回って挨拶をしたら、両親のことを知っている人ばかりで、なんだか胸がいっぱいになった。
母のことを懐かしそうに語ってくれる人もいて、ありがたい気持ちになった。
父と子どものころ遊んだという話を聞けたのも嬉しかった。
耳が遠い人もいたけれど、みんなやさしくて、一生懸命聞いてくれる姿に心があたたかくなった。
「役員やってくれてありがとう」って言葉をかけてもらえて、そんなふうに思ってくれる人がいるんだと知ってうれしかった。
今の暮らしは、こうして地域を支えてきた大先輩たちのおかげなんだと思った。
そしてその思いを、次の世代にバトンのようにつないでいくんだと感じた。
地域とのつながりを持ちたがらない人も多いかもしれない。
でも、きっと歳を重ねて、時間ができたときに気づくんだろうな。いろいろなことに。
今日の敬老の会は、そんなことを感じる時間だった。