2024年11月@雲仙・島原

2024/11/25

九州_長崎

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 2024年11月16日(土)

島原・雲仙に行ってきました。

久しぶりのおでかけで、なかなかのテンションぶりで一日楽しんでまいりました。

記録として、行ってきたところを時系列に書いていきます。


おそらくですけど、この港は何度も来ています。

長洲港(ながすこう)と多比良港(たびらこう)を結ぶ約45分の航路です。

長洲港(ながすこう):熊本県玉名郡長洲町
多比良港(たびらこう):長崎県雲仙市国見町

概ね1時間に1本くらいで出港しています。

詳しくはこちら⇒有明フェリー

私たちは、時刻表を確認せずに来たので、出港まで40分くらい待ちました(笑)

コンパクトサイズのターミナル港です。

車ごと乗船しました。※写真撮り忘れ

具雑煮


まず向かったのは、お昼ご飯でした。

何よりこれを食べるために来たといっても過言ではありません。

一緒にいった友人がいつも食べているという具雑煮を食べてみたかったのです。

私の中で具雑煮という食べ物が何なのか知りませんでした。

「具雑煮」とは島原半島地域で正月などに食べる独特な雑煮のことです。
この「具雑煮」の由来は、寛永14年(1637年)の島原の乱のとき、一揆軍の総大将であった天草四郎が3万7千の信徒達と共に原城に籠城した際、農民達にもちを兵糧として貯えさせ山や海からいろいろな材料を集めて雑煮を炊き,栄養をとりながら約3ヶ月も戦った時のものが始まりと言われています。
これをもとに文化10年(1813年)、初代糀屋(こうじや)喜衛ェ門が味付に趣向をこらして生み出したのが「具雑煮」のはじまりと伝えられています。
2代目姫松屋嘉久平により屋号を姫松屋として現在に至っています。
「具雑煮」の温和な味は島原の郷土料理として有名です。

その「姫松屋」さんというお店に向かいました。

島原城の目の前に本店があります。

実はそこに向かったのですが、外まで大行列ができていたので、他のお店に向かうことにしました。

「姫松屋」さん新町店さん近くの駐車場に車を停めていきました。




シロナ、かまぼこ3種類、アナゴ、ごぼう、卵焼き、シイタケ、凍豆腐、れんこん、鶏肉、餅、春菊の計13種類の厳選した地元の食材にこだわりのダシが決め手です!

なるほどー。とっても優しいお味でした。

小ぶりなお餅なので、するっと食べられます。

いろんな食材のだしがよく出ていました。うん、美味しい!

新町店もほぼ満席で、たくさんのお客様が堪能されている中でおいしい昼食となりました。

島原城


お腹も満たされたところで、島原城に向かいました。

島原城については、過去に何度も訪れていて、詳細も過去に記事にしていますので、興味ある方はそちらをご覧いただければと。

今回も実は天守内には入らず、櫓などの周辺を散策し堪能しました。

それでも十分楽しめると思います。

まあ私のうんちくを散々友人に語らせてもらいました(笑)自己満足w


道中


山道の途中休憩所があったので、立ち寄ってみました。




本格的な登山する際の道案内もありました。


駐車場のモミジが綺麗に色づいていました。

雲仙地獄


地獄めぐりは確か別府で行ったことがありましたが、それ以外の地獄は初めてです。

湧き上がる蒸気が辺りを白くしていました。

硫黄のにおいとともに、遊歩道を歩いていきました。





30ほどの地獄があるのだそうです。

ひとつひとつ伝説と案内看板がありました。

火山活動の影響

雲仙は、九州の中央部に位置する雲仙火山の一部で、活発な火山活動の影響を受けています。

この火山活動によって地下のマグマが地表近くまで上昇し、地下水を加熱することで地獄の温泉が生まれています。

地熱活動と火山性ガス

雲仙の地獄では、高温の温泉だけでなく、火山性ガスが特徴的です。

これらのガス(主に硫化水素)が多く含まれるため、周辺には硫黄のにおいが漂います。

このガスが噴出することで「地獄」のような荒涼とした景観が生まれました。

地質的背景

雲仙の地獄は、硫黄や酸性の温泉が多いのが特徴です。

地質的に火山性の堆積物が豊富であり、これが温泉の成分や色合いに影響しています。

例えば、白い湯気が立ち上る場所や、地面が変色した場所が見られます。

別府地獄との違い

規模の違い: 別府地獄は観光地として多様な地獄(海地獄や血の池地獄など)がありますが、雲仙の地獄は一帯が一つの広がりを持つ地熱地帯として存在しています。

硫黄の影響: 雲仙では特に硫黄の成分が強調され、独特の黄色や白い地表が広がるのが特徴。

宗教的背景: 雲仙地獄は、かつてキリシタンの弾圧(雲仙の殉教)で利用された歴史もあり、自然だけでなく歴史的な側面が色濃いです。

温泉たまごが販売されていたので、いただきました。(写真撮り忘れ)

この辺は、温泉宿もたくさんありましたので、少しだけお土産も購入しました。

夕焼け


帰路は、有明海をぐるっと回って行きました。

小浜温泉を通り過ぎたくらいで、コンビニ休憩していたら、ちょうど夕焼けが見えたのでシャッターを押しました。

海面に太陽光の筋が映り、美しい夕焼けでした。


和風レストラン 川した

おろしカツ定食

和風ハンバーグ定食

道中はほぼお店がなく、あったとしても営業していないところがほとんどでした。

唯一見つけたお店が【和風レストラン 川した】さんでした。

ありがたい。

この辺は太良町というところで、竹崎カニが有名です。

そのカニ料理がメインのお店のようでしたが、メニューはカニ以外にも豊富でした。

私たちは食べたいものをそれぞれ注文しました。

おろしカツ定食と、和風ハンバーグ定食。

コーヒーゼリーとポテトサラダ、茶碗蒸しにお味噌汁付きでした。

腹ペコには十分すぎました。

美味しくいただきました。ありがとうございました!

※私たちがお店をあとにするころには、看板の電気が消されていたのでこのあとすぐに営業時間終了だったのだと思います。

まとめ


この日のおでかけの目的は、実は「紅葉を見に行く」でした。

しかしながら、まだ紅葉しているところは僅かな結果となりました。

ですが、ほぼ在宅の私にとってはすべてが新鮮でした。

フェリーから見えた景色も、山の空気と美しさ、その土地の食事の美味しさ、夕焼けとともに「今日も一日ありがとう」の気持ちでいっぱいでした。

四季それぞれに楽しみがありますが、この時期の山の景色はこのときだけです。

翌日、さらには2週間経った今はもう違う景色になっていると思います。

一日、一時、その瞬間の光景を堪能しながら一日を過ごしました。

山ばかりを写真に撮っていましたが、道中は有明海も少しでしたが見ながらドライブしました。

美しい自然の景色を見ることができたことに感謝して、帰宅となりました。


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