築39年木造二階建ての実家を建て替えることにした。
このシリーズ(建て替え)は新築の家が完成入居するまでの記録とする。
主な工程は以下のとおり。
①解体
②地盤調査
③地盤改良
④基礎
⑤建物
⑥外構
大まかなスケジュールは、既に決まっているが、あくまで予定であり、最優先事項は、③の地盤改良。
これのために建て替えることにしたといっても過言ではない。
そういうわけで、今回は、上記工事期間中の仮住まいとなるアパートの話をしていく。
引っ越し前 床DIY
最初の状態は、上記のようなピカピカの床だった。
賃貸アパートあるあるだが、荷物搬入前に、床の加工をしておくと傷防止になる。
この床もピカピカだし、明るめの木目だし、いいんだけど、今回は、初の床にタイルを敷こうと計画した。
画像が暗めで恐縮だが、置くだけフロアタイルを購入した。
910mm×910mmの超大判フロアタイルだ。
これだと敷く枚数の軽減にもなるかと思い、このフロアタイルを選択した。
あらかじめ、間取りや現地で床面積を計測していた。
1ケース5枚のフロアタイルが入っているが、これが重すぎた。
実家に配達してもらったので、アパートまで持ってくることができず、知り合いに手伝ってもらい、運んでもらった。
余分な箇所や隅は、加工が必須となるが、カッターで切ることができた。
しかし不器用な私は、手が傷だらけになった(笑)
これはカッター使いが下手なのが理由だ。
裏を返せば、不器用な私でも加工ができる、ということだ。
完成したのがこちら↓
居室スペース |
同居室を違う角度から |
DKスペース |
ランドリースペース |
我ながらよくできた。
最初の木目フローリングからフロアタイルに変更すると、一気に雰囲気が変わった。
床は面積が大きい分、こうやって床材が変わると印象も大きく変化する。
今回床を変更したポイントは、
- 傷防止
- 水濡れ、油汚れ防止
が大きい。
傷に関しては、大きな家具を移動する際、どうしても引きずってしまうが、そんなときもこのフロアタイル上なら、気にすることなく引きずって移動することが可能となる。
水や油汚れ防止については、このフロアタイルが塩ビタイルなので、水や皮脂汚れ、油汚れには強い素材となっている。
塩ビタイルとは、ポリ塩化ビニル(塩ビ)と呼ばれる素材で作られたタイル状の床材です。塩ビはプラスチックの一種で、耐久性・安定性・接着性に優れ、燃えにくい素材として知られています。塩ビタイルの特徴は次のとおりです。天然木のフローリング材に比べて安価で、加工がしやすい表面が硬く、傷に強いメンテナンス性や耐久性に優れているデザイン性にも優れている木目調や石目調など色やデザインが豊富普通のカッターナイフでも切断できる既存のフローリングを剥がすことなく上から専用のボンドで貼り付け、ローラーでしっかり押さえ付けるだけで施工できる納品の時点で裏面にシールのような粘着剤が付いているものもある塩ビタイルは、賃貸住宅のリフォームやDIYでよく使われる製品です。ー引用元:Google 生成AIより
それでいて、今回の施工は「置いただけ」である。
居室のみならず、フロア全面を施工したので、ずれる心配はない。
ちなみに、今回購入したフロアタイル。
注文からの発送がとても速くて大変助かった。
結果として、1ケース5枚入りのものを4個購入したわけだが、最初は2個しか購入しておらず、追加で1個、さらに追加で1個と注文した。
毎回注文当日には出荷され、翌日または翌々日には到着していた。
限られた日数で施工が必要だっただけに、大変ありがたかった。
商品名:サンゲツ フロアタイル ワイドモルタル
品番:IS-1037-A
サイズ:914.4×914.4×2.5mm
1ケース5枚入(約4.18㎡)
価格:9,996円
楽天で購入するとポイントUPになる「5」「10」がつく日に購入した。
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引っ越し後 1DKアパート
居室
仮住まいは、木造2階建て、築30年の1DKアパートだ。
居室は約6畳と小さめだが、セミダブルのベッドと、幅約160cmのデスクが置けているので、今のところ問題なし。
収納は、昔ながらの「押し入れ」がついていて、和室の押し入れスタイルなので、奥行もあり、上下に2段あり、上段には枕棚もある。
このまま布団を収納してもいいほどだが、あいにくこの部屋にはベッドを置いているので、布団という布団はもうない。
とはいえ、結構な収納スペースなので、衣類や、衣装ケース、書類関連のファイルボックス、などを収納している。
ここで購入したものは無い。
すべて実家で使用していたものを再利用。
キッチン
DK部分は、マンションとは違い、結構広め。
玄関入ってすぐが、IHコンロ搭載のキッチンがある。
あいにく1口だけど、私の自炊ペースだとこれで十分な気がしている。
シンク部分は、広めで、シンクに関してはこの広さはありがたい。
その右側には冷蔵庫を置き、さらに右側には、実家でDIYした棚を配置。
その棚上に、レンジ、ケトル、炊飯器を置いている。
中段はいわゆるパントリー。
最下段には、オーブントースターとパントリースペースにした。
DIY棚のさらに右には、ウォーターサーバーを配置した。
一応ダイニングスペースも兼ねているので、小さめのテーブルを置こうと思えば置ける。
できるだけモノを置きたくないのと、床を広くしておきたいので、テーブルは置いていない。
ここで購入したものといえば、
- 扉にゴミ袋をひっかけるやつ(ダイソー)
- 水切りカゴ代用の水切り布(ダイソー)
- パントリーの収納ボックス(無印良品)
無印良品の収納ボックスは、汎用性があってとてもいい。
DIY棚の幅を計測し、サイズ違いのものを4個購入した。
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他は、すべて実家で使用していたものを再利用している。
ランドリースペース
この部屋には、洗面台がない。
洗濯機を置くスペースはある。
実家時代から使用していた(なんならもっと前の一人暮らし時代から使用していた)、洗濯機上スペースのランドリーラックをそのまま使っている。
今はオシャレなラックがたくさんあるけど、このラックでもまだ使える。
この洗濯機前のスペースが脱衣場所も兼務している。
洗濯機に貼り付けているライトは、人感センサーで光るライトだ。
実家で使用していたものだが、マグネットでくっついたので、つけている。
わざわざ照明をつけなくてもいいので、地味に助かっている。
キッチンスペースにも複数つけている。
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左がお風呂、右がトイレ。
ここで購入したものは、
- 汎用性が高いファイルボックス(無印良品)
- 洗濯機下の台
- 排水口カバー
ファイルボックスはキッチン同様、汎用性が高い無印良品のファイルボックスを購入し、中に細々した日用品を収納した。
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洗濯機下の台は、「かさあげ台」というのだそうだ。
これが想像以上によかった。かさあげすることで、ロボット掃除機も入るし、入らなくても掃除がしやすくなった。
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排水口カバーは最初に導入した。ここから排水のあのニオイがかなりしていたのだ。
カバーをしたことによってそのニオイは一切なくなった。効果がスゴイ。
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お風呂
まあお風呂はお世辞にも広いとは言えない。いやむしろ狭い。
が、使えないことはないので、しばらく我慢する。
と言っているけど、最初は無理だったので、数日近所の温泉へ通った。
だが、時間制限や休業日があるので、断念して、アパートのお風呂に入ることにした。
トイレ
トイレは、洗浄機能無しの、最低限のタンク式水洗トイレだ。
寒くなってくると、便座のひんやり感を避けたかったので、便座カバーはマストだった。
となると、便器フタカバーと、トイレマット、スリッパが必要だと思えてくる。
ただ、トイレだけは、清潔に保ちたいのと、ファブリックは洗濯必須になるので、交換用も必要だと思い、新調した。
いつだったか、「トイレの神様」という歌がヒットしたような・・(遠い記憶)
歌はまったく覚えていない。
トイレに神様がいる、いないは別としても、トイレだけはなんとしても掃除する優先順位が高い場所である。
まとめ
入居後、快適な暮らしができている。
一人だったらこの広さで十分だよね、とあらためて感じているのが本音だ。
写真ではお見せしていないが、葬儀社から頂いた簡易祭壇を居室に持ってきている。
毎朝、夕、手を合わせる習慣もついてきた。
お線香の香りが、空気を清浄し、心も穏やかにさせてくれている気がしている。
何より、両親が見守ってくれている安堵感も少なからずある。
繰り返すが、今回の仮住まいは、実家の建て替えに伴うもの。
これから、実家の解体工事が始まっていくわけで、また感情が高ぶるときもくることが予想される。
少しの間でも、快適な暮らしができていることに感謝の気持ちを忘れず、過ごしていきたい。
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