【DIY】プリント合板の壁にペンキ塗装してみた!

2022/04/05

DIY 寝室DIY

t f B! P L
 

築37年の木造二階建て住宅。

実家である。

昨年8月に引っ越してきてからというもの、少しずつ部屋を改造している。

と言っても私は建築家でもなく、DIY上級者でもなく、全くの素人だ。

休みの日を使って、できることをできる範囲で改造している。

これまで、不用品の処分、掃除、簡単DIYで棚製作、窓ガラスに貼られたガムテープの撤去・・などなどを行ってきた。

そこで今回は、寝室として使っているこの部屋に取りかかる。


この部屋はかつて、子ども部屋として私と姉の二人で使用していた。

建築時、6畳と6畳をいずれ分割しようと想定して作られた。

結局分割されることなく、計12畳の広々空間となっている。

壁はプリント合板で、「どうして自分の部屋は茶色なんだろう」と、子どもながらに思っていた記憶。

トップ画像は、今回の完成図だが、こうなるまでの過程を記していく。

掃除


何はともあれ、まずは掃除からだ。

壁の埃や汚れを取り除いていく。

本来は、雑巾がけしたほうがいいのだろうけど、クイックルワイパーを使って、塗装面を拭いていった。

これが予想以上に汚れているから、この工程は重要だ。


養生


次は、養生。

これがペンキ塗装の最重要工程となる。

ゆえに、大変。。(笑)

天井、床、窓枠など、ペンキが付着しては困る箇所を養生する。



一度マスキングテープを貼った後、マスカーで止めていく。


範囲が広ければ広いほど、この作業は地味に大変だ。

私の解釈だが、マスキングテープを貼る理由は、粘着力が弱いので、養生を剥がすときに、塗装面が剥がれないようにするためだと思っている。

結局マステとマスカーで、同じ個所を2周することになるので、まあまあ時間もかかる。


忘れがちな窓枠もしっかり養生する。

この少し前にニトリのブラインドを新調したばかりなので養生も万全(笑)


併せて床にはブルーシートも敷いた。

厚みにこだわりがなければ、200~300円くらいで広いシートが手に入るので、用意されることをおススメする。


ひととおりマスカーを貼ったら、広げていく。

広げたマスカーは、ヒラヒラするので、マスキングテープで止めておくと固定される。





シーラー


続いては、シーラー。

これは下地となるもので、プリント合板は必須の工程となる。

役割としては、ペンキとの密着性を高める、プリント合板にペンキが染みこみ、本来の壁材が痛むのを軽減してくれるものと理解している。

シーラーによっては、タバコなどのヤニ止め(塗装後浮き出てくるのを防ぐ)の意味もある。

これまた重要だってこと。

※下記写真2枚は、参考までに別でシーラー塗布しているものです。



ローラーですいすいと塗布していった。

乳白色なので、うっすら白くなっていき、塗布した箇所もわかりやすかった。

ペンキ塗装する面を全部これで下塗りしていく。

塗布自体は、何の問題もなく、むしろ楽しく作業できる。

ペイントローラーは、たくさん使用するので、まずはセット購入と同時に予備のローラーも用意するといいだろう。







グラフィティペイント


いよいよ、ペンキ塗装に入っていく。

ペンキは、種類がたくさんありすぎて迷った。

水性のグラフィティペイントを使用した。

色はDOLPHIN DREAM。

簡単に言うとグレー(笑)

豊富な色の中から好みのものを選んでOK。



量がどれくらい必要かわからなかったので、とりあえず1Lにしたが、壁3面の一度塗りで1缶使い切った。


まずは、刷毛で際(きわ)の部分を塗装していく。

ローラーで入り込めないところを塗装するイメージだ。



ちなみに、塗装時は『汚れてもいい服装で』やることが鉄則となる。

飛び散ることも想定して、フードも被って万全の体制で挑んだ。


際の次は、広い面を塗装していく。

ここでローラーを使うことになる。

「W」「M」の字を描き、それを塗りつぶしていくイメージで塗装していく。


ローラーのほうが、回転時にペンキが飛び散る。

が、ローラーの方が断然楽しい。

目に見えて色が変わっていくので、どんどん塗り進めていく。




プリント合板特有の溝。

最初は、刷毛でもローラーでも塗るのが難しかった。

少しだけ押し込むようにローラーをあてると色が入っていった。

ひととおり塗り終えたら、2~3時間おいて乾燥させた。

水性ツヤ消し多用途ペイント


前述のとおり、グラフィティペイントを1缶使い切ってしまった。

さすがに一度塗りだとムラがあり、二度塗りしたくて、手元にあった「水性つや消し多用途ペイント」を使うことにした。

実は以前間違って購入していたものだ。

何を間違ったかというと、「このペンキはプリント合板(化粧合板)向きではありません」と明記されていたのだ。

購入してから気がつき、急いでグラフィティペイントを購入したのだった。



しかしながら、続けて二度塗りをしたかったので、おもいきってこのペンキを使用することにした。

二度塗り目ではあったが、特に問題なく塗装できた。

塗った時点では、だ。

経年劣化で時が経つと実は支障がでてくるかもしれないので、ここは自己責任としたい。


片付け


二度目の塗装が終わり、乾燥してしまう前に、養生を剥がしていった。

これまた念入りに養生していたので、剥がすだけでもまあ大変。

といっても貼るときよりマシ程度。


この時点でしっかり養生をしていたかどうかで、際部分の完成度が大きく変わってくる。

妥協して「まいっか」的な感じで養生していた部分は、際ががたがたになっていた(笑)

個人的には許容範囲だが、完成度を高めたい人は養生こそ重要だ。

完成

塗装前

塗装後①

塗装後②

3面だけの塗装だったが、一気に部屋の雰囲気が変わった。


細かく見ていくと、マスキングしているところの境目にところどころ塗り漏れがあった。

全体的には、綺麗に仕上がったように思う。

窓も、カーテンからブラインドにしているので、併せてスッキリした。

この3面部分は、テレビや椅子を置いて、くつろぐスペースにする予定だ。

所要時間は、ざっとこんな感じ↓

壁掃除・・10分
養生・・60分
シーラー塗布 ・・30分
シーラー乾燥待ち・・120分
ペイント一回目・・60分
塗装乾燥待ち・・120分
ペイント二回目・・60分
塗装乾燥待ち・・120分

週末の休みを利用して、シーラーまでを一日目、ペイントを二日目に実施した。

季節によっては乾燥するのも早いと思うので、もっと時間短縮で作業は終わるかと思う。

ペンキ塗装がこんな素人でもできるとは思っていなかった。

最初こそ緊張したが、だんだん楽しくなって、終わったときは達成感で満たされた(笑)

そんなにペンキを塗る機会もないので、貴重な経験ができた。

とにかく言えること、「養生が一番大事!」(笑)

他の壁部分はまた次回。


参考

一連の作業は動画にしているので、興味ある方はぜひご覧ください!!

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