久留米へ行ってきました②

2021/04/08

九州_福岡

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前回の続きです。

久しぶりの久留米訪問。
目的地は、前回記事のとおり久留米城でした。

自転車散策の予定が、「久留米市コミュニティサイクル」が休止中だったので、徒歩で散策しました。

歩いた距離:11.69km
歩数:12,480歩
歩いた時間:154分

いいね~(笑)
運動した感。

というわけで今回は、散策途中で見た景色と、立ち寄ったお店です。
いってみましょう。

見えた景色

久留米城址おまけ

久留米城二ノ丸跡

久留米城三ノ丸跡

二ノ丸跡、三ノ丸跡の石碑もしっかり写真におさめてきました(笑)
こういうのって、徒歩ならではですよね。

この石碑によって、城郭の大きさが体感できるんですよね。

こんなところまで?とか、ここからいよいよ城郭に入るんだな~とか、そんなことを思える場所にあることが多いです。

お城があった町では、だいたい石碑があるので、見つけるのも楽しいです。


筑後川

久留米城址から見た筑後川

筑後川(ちくごがわ)は、阿蘇山を水源として九州地方北部を東から西に熊本・大分・福岡・佐賀の4県を流れ有明海に注ぐ川である。
―引用元:Wikipedia

九州最大の1級河川です。
支川数:235
水系流域内人口は、109万人を超えます。

夏の風物詩、「筑後川花火大会」は、西日本を代表する花火大会。

起源は、久留米藩2代藩主 有馬忠頼公によって、水天宮の社地社殿が寄進された落成祝賀にあたって水天宮奉納花火として始まりました。
―引用元:水天宮HP

昨年(2020年)は残念ながら中止となりましたが、個人的にも若いころの思い出いっぱいの花火大会です。

筑後川を目にする場所は久留米市内にたくさんあります。
この河川敷を走る「筑後川マラソン」にいつか参加してみたいところです。

広い空と大きな筑後川の眺望は素晴らしかった。

ブリヂストン通り

ブリヂストン通り

久留米といえば、ブリヂストン。

1931年 久留米市で「ブリヂストンタイヤ株式会社」設立
1937年 本社を久留米市から東京に移転
1984年 社名を「株式会社ブリヂストン」に変更

創業者石橋正二郎氏の功績が凄すぎてビックリしました。

1927年 現 久留米大学医学部へキャンパス敷地と校舎を寄付
1955年 ヴェネチア・ビエンナーレの日本館建設資金を外務省へ寄付
1956年 石橋財団設立後、久留米市へ石橋文化センターを寄付
同年 久留米商業高等学校(母校)へ講堂、柔道場を寄付
1969年 日本国へ東京国立近代美術館の建物を寄付
1973年 久留米商業高等学校へPTAと共同で体育館を寄付

石橋家の系譜を見て、また驚いたので、興味あるかたは覗いてみてくださいませ。
参考 → Wikipedia


久留米市で、ゴム3社と言われている「ブリヂストン」、「アサヒシューズ」、「ムーンスター」。

アサヒシューズは1892年創業。
創業者は、石橋正二郎氏の父・石橋徳次郎氏。
└ブリヂストンは、アサヒシューズから独立した会社。

ムーンスターは1873年創業。
創業者は倉田雲平氏。
└石橋正二郎氏は、倉田氏の経営から従業員への待遇ほか多くを学び、自社にも取り入れていたそうです。

ブリヂストン通りを歩いている途中、マスクの向こうで、ゴムの匂いがしていたのは気のせいではないはず。

久留米市に石橋家ゆかりの地がたくさん存在している理由がようやくわかりました。


Googleとともに変える日本の教育


Google for Education パートナー自治体として認定されている久留米市では、この4月からすべての市立小中学校にクロームブックの配布をするとのことです。

GIGAスクール構想の先駆けとして、久留米市の大久保市長は、Googleとのパートナー協定を獲得したとのこと。

素晴らしいですね。
子どもたちが、早くからPCに触れ、PCでできることを習得するのは、私たち大人よりスピード感があると思います。

今の子どもたちが大人になるころには、ライフスタイルは大きく変わっていることでしょう。
私たちはさまざまな面でお世話になっているかもしれません。

それを待つのか、私たちも学んでいくのか。

久留米城址から近代まで歴史に触れてきましたが、実はこれが一番言いたかったことです。

歴史を知り、今を見て、未来へ。

現代の久留米市も、アメリカの巨大テック企業のプラットフォームを利用して、子どもたちが未来へ向けて学びを進めている、ということ。

市長がこの辺の理解ある人であることは、大きいと思いました。

教科書、ノート、配られる大量のプリント用紙、体操服や給食袋を、ランドセルや学生カバンに詰め込んで通学するのが、何十年も変わっていないことが、もはや不思議。

教科書やノートが電子化する話は、昔、孫さんが、テレビ番組でやってたのを見た記憶なのですが、ようやく動き出したか、といった印象です。

とにもかくにも、久留米市の動きに、拍手を送りたい気持ちを込めて、今回訪問しました。

飲食したお店

今回はお昼に訪問したので、行けなかったのですが、久留米は、焼きとりが有名ですね。

おっと、「久留米やきとり」というのだそうです。

「久留米やきとり」は鶏だけでなく、豚、牛など串の種類のバラエティが非常に豊か。
創作巻物が多く、串を刺せば何でも「やきとり」になるのが、「久留米やきとり」です。
創作巻物が多いのは、久留米市内の「焼とり 鉄砲」が「アスパラガスの肉巻」を日本で初めて手がけ、市内各店で創作やきとりのブームが起きたためです。
久留米は日本有数のやきとり店舗密度を誇り、お店ごとに多彩な特徴のある味が楽しめます。

焼とり 鉄砲」さんは、昔何度も足を運んでましたね。
懐かしい!

あとは~、久留米ラーメンでしょうか。
豚骨ラーメンが食べたくなったら久留米ラーメンですね。

食堂系、国道系という分類があるそうですよ。知らなかった。
参考:Wikipedia

やきとりにラーメン、見ていたら食べたくなってきました(笑)

で、今回飲食したお店はこちらになります↓

松尾食堂



お昼。

だいぶ前から気になっていた、「松尾食堂」にようやく訪問できました。

ご覧のとおり、レトロな外観です。
中も期待を裏切らない感じの店内です。

昭和6年創業の老舗食堂とのことです。

松尾食堂
福岡県久留米市日吉町5−9

平日11:00~14:00 のみの営業で、日曜日はお休みのようです。
土曜日は不明。

営業時間・定休日については変更になる可能性があります。
事前にお店へご確認くださいませ。

Instagram → #松尾食堂


11:30頃着いたのですが、既に満席でした。
人気店なんですね。

肉丼(玉子入)

肉丼(玉子入)1,000円
※写真のお箸、逆向きでしたm(__)m

割高感は否めませんが、甘辛く煮込まれたお肉は食べ応えがありました。

器も素敵。

かつ丼も人気のようですねー。
売り切れになることも多いみたいで。
そう言われると食べたくなる(笑)

肉丼、美味しかったです!
ごちそうさまでした。

7+ coffee


休憩で立ち寄りました。

7+ coffee(ナナタスコーヒー)
福岡県久留米市六ツ門町7−7−52 久留米ザ・ミッドタワー 1F


訪問時は、店内にお客さんはいませんでした。
テラス席にはお客さんがいらっしゃいました。


デザート類や、アルコール類も置いてるようです。
コーヒーは、all 500円。

喉が渇いていたので、一気に飲み干すという、もったいない飲み方をしてしまいましたm(__)m

<余談>
住所の「六ツ門(むつもん)」ですが、江戸時代、この辺に番所があって、毎日朝夕の六ツ時(今の6時)に門を開閉したので『六ツ門』という地名が残っているんだそうです。
参考:Wikipedia

アクセス

西鉄久留米駅

西鉄久留米駅

今回は西鉄で久留米へ行きました。
西鉄福岡(天神)から、大牟田行き特急または急行に乗車すると約30分で着きます。


西鉄は、特急券はありません。
普通(各駅停車)、急行、特急、すべて同一料金で乗車できます。

交通系ICカードは、西鉄電車、西鉄バスともに、全国相互利用サービスに対応しています。
(Kitaca,PASMO,Suica,manaca,TOICA,PiTaPa,ICOCA,はやかけん,nimoca,SUGOCA)

詳しくは、西鉄公式ページでご確認ください。

目的地は、久留米城址。
冒頭にも書きましたが、レンタサイクルで行くつもりでしたので、自転車がないとなると、ほかの交通機関としては、バスになります。

バスは、福岡県お馴染みの西鉄バス。
西鉄久留米駅にバスセンターがあるので、そこの発着になります。

が、注意点。
バスあるあるで、時刻通りには来ません(笑)

Σ(・□・;)

どうやって行くかを迷っていたら、ちょうどバスが来たので、とりあえず乗車しました。

下車は、「本町」バス停。
腹ごしらえで、最初に松尾食堂へ向かいました。

そこから先は、すべて徒歩でした。

JR久留米駅

2015年3月28日撮影:JR久留米駅

九州新幹線は、「つばめ」「さくら」は全列車停車します。
「みずほ」は時間帯によって停車します。

在来線は、久大本線に乗り入れる特急「ゆふ・ゆふいんの森」、鹿児島本線の快速列車も含めて全列車が停車します。

詳しくは、JR九州ページでご確認ください。

目的地が久留米城址の場合は、JR久留米駅からのほうが近いです。
駅から徒歩約15分ほど。

JR久留米駅からバスも出ています。
バス番号「8」で「大学病院」バス停で下車。
下車後、徒歩5分ほどで着きます。


西鉄久留米駅⇔JR久留米駅 間のバスもあります。

距離でいうと、約2.5~3km。
バスで約10~15分。
乗車料金は170円。
徒歩だと約30分くらいでしょうか。

まあ、私は今回歩きましたが、時間に余裕があって、運動のため、という気持ちがある方は歩ける距離だと思います。

くれぐれも無理はなさらないようにしてくださいね。

まとめ

地元が近いこともあり、だいぶ掘り下げて書いてみました(笑)

遠方へのおでかけが懸念されている昨今ですが、近くでも歴史から調べていくと、今に続くものもたくさんあり面白い。

大満足。
久しぶりの久留米は、楽しかったです。

2回に分けて書きましたが、実は久留米市の滞在時間3.5時間くらいです。

15:30には帰宅していました。
それでもこの充実度(笑)

平日だったこともあり、人混みはまったく気になりませんでした。
むしろ、まばら。

久留米城址に関しては、歩いているときから、篠山神社内でもすれ違った人の数10人もいなかったと思います。

とはいえ、行く先々、入るお店などでは、消毒・マスクは欠かさないようにいきましょう。

また近いうちに。




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