2015年の読書メーター

2016/01/02

まとめ

t f B! P L
はい、恒例の年間まとめでございます。

電車に乗ることがなくなったので、読書の機会が減ってしまいました。

2016年は、読書の時間を設けていきたいですね。


2015年の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:4208ページ
ナイス数:135ナイス

城塞 (上巻) (新潮文庫)城塞 (上巻) (新潮文庫)感想
今年初の司馬作品。時代は関ヶ原の戦後。家康は隠居したけれど存在感がありすぎるし、長生きの所以もわかってきた気がする。それにしても、痛々しいのは淀殿。豊臣家が滅亡するまでカウントダウンが始まっている。片桐且元は気の毒な気がした。いつも命懸けの経験のない時代を想像しまくりながら中巻へ。
読了日:3月6日 著者:司馬遼太郎





城塞 (中巻) (新潮文庫)城塞 (中巻) (新潮文庫)感想
真田幸村、後藤又兵衛登場。それにしても家康。70歳を超えたとはいえ、彼の時代ということは間違いない。濠を埋めるって相当なことだなぁ、大阪城の濠をイメージしながら読んだ。司馬さんは、はっきりと「家康のウソ」と書いてるのに驚きつつ、家臣たちも諜者たちも巻き込んでるからまたスゴイ。いよいよ夏の陣、下巻へ。
読了日:3月18日 著者:司馬遼太郎





城塞 (下巻) (新潮文庫)城塞 (下巻) (新潮文庫)感想
私が抱いてた家康のイメージが変わったかも。いや、ただ知らなかっただけなのかもしれない。あの時代に長寿だったこともわかるし、260年も続く幕府を築いたことも、続いたのも納得。真田幸村をもっと掘り下げて知りたくなった。一番の謎は小幡勘兵衛かな。最後の場面も常人にはよくわからない行動をしたけども。今回は誰が主人公というわけでもなく、この時代に生き、戦った様々な人間が登場して、幅広い物語だったように思う。
読了日:4月15日 著者:司馬遼太郎



夢を売る男 (幻冬舎文庫)夢を売る男 (幻冬舎文庫)感想
夢はやっぱり夢で、印税生活なんてそう簡単に叶うものではないから夢であり、そこを突いてくる自費出版という甘い罠。出版業界の裏事情を垣間見たという印象。牛河原の話術に乗せられちゃうよね。牛河原と荒木の会話がリアルすぎた。最後の最後の台詞にグッとさせられるところがさすがの百田さん、オチでやられました。
読了日:4月20日 著者:百田尚樹




PK (講談社文庫)PK (講談社文庫)感想
最初のPKが決まったことや、大臣がこのPKに関心を抱いていたことも、子どもを救ったことも意味ありげだったけれど、全部読み終わってもなんだったのかよくわからなかった。ただ、「勇気は伝染する」という言葉は印象に残った。
読了日:4月24日 著者:伊坂幸太郎






バイバイ、ブラックバード (双葉文庫)バイバイ、ブラックバード (双葉文庫)感想
とにかく繭美が気になって仕方ない。大女の繭美。星野ともなんだかんだでいいコンビな気がした。
読了日:5月15日 著者:伊坂幸太郎







燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫)燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫)感想
幕末を描くストーリーの中では必ず登場する新選組。その新選組副長土方歳三の物語。当時の喧嘩は命がけ。喧嘩づくしの日々からあの歴史的事件の数々の張本人となる集団だけど、一人ひとりのことをこうやって読んでいくのが新鮮で仕方がない。こういう人のことを男って言いたくなる気がしてくる土方歳三。
読了日:6月15日 著者:司馬遼太郎





燃えよ剣〈下〉 (新潮文庫)燃えよ剣〈下〉 (新潮文庫)感想
時代が動いていく。この物語を読んでいるだけでもそう思う。新選組もそんな時代の真っただ中にいた。たくさんの血が流れ、数えきれないほどの命がなくなっていく。函館にいた歳三とお雪の再会の場面が印象に残った。最後の最後まで喧嘩魂を忘れなかった歳三の生き様を少しだけのぞかせてもらえてよかった。読んでよかった。
読了日:6月26日 著者:司馬遼太郎




民王 (文春文庫)民王 (文春文庫)感想
池井戸作品にしては、笑える内容でスラスラあっという間に読了。父と息子が入れ替わるっちゅうあり得ない展開だったけれど、本題を後回しにしちゃってる国会で、ガツンと言い放つ息子、面接での志望動機に感動する父親が、どうなっちゃうのかと思いながら、池井戸さんは政治やマスコミやあらゆる企業に対して言いたかったことを物語に放ったなと思った。相変わらず読んでてスカッとさせてもった。
読了日:7月15日 著者:池井戸潤




読書メーター


あいかわらずの司馬作品が多いわけですが、

「城塞」は、徳川家康という人物を知るうえで、すごい人だな~とあらためて思いました。

年末に「影武者 徳川家康」を見たんですが、この本の事を思い出しながら見て、面白かったです。

それ意外で印象に残っているのは、2015年唯一読んだ百田作品「夢を売る男」。

百田さんの作品はオチが面白いから大好きです。

もっともっと読みたい。

もう一つ2015年唯一読んだ池井戸作品「民王」は、ドラマ化され、たくさん笑わせてもらいました。


冒頭でも言いましたが、

今年は本を読む時間をもっともっと設けていきたいです。

もっともっといろんな本を読んでいきたいです。

本棚が既にたくさんで、考え物なのですが、電子書籍より文庫本が好きなので、また増えちゃうんだけど、でもやっぱり本は読んでいきたいです。


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