柳川古文書館へ行ってきました。
今回は企画展で、↑この通り
『秀吉の古文書 宗茂、吉政、そして官兵衛』
をやっているのであります。
入場無料です。
今までに幾つかの博物館などで、企画展や、展示物を見てきましたが、
それらに比べると、小規模ではありますが、
約400年前の判物(はんもつ)や朱印状が柳川に残っているとは、
正直驚きました。
今回、展示されているものは、タイトル通り、
秀吉が立花宗茂、田中吉政、黒田官兵衛へ送ったものを中心に41点です。
貴重すぎる展示物を吟味してまいりました。
がしかし、いつもの通り、その判物を見ても、全く字は読めません。
今回の展示には、その訳が書かれていないので、
一体何が書かれているのかがわかりませんでした。
そこで、いつものように係の人と話をし、
学芸員の方を呼んでいただき、
1時間程度でしょうか。
一つ一つ説明をしていただくという、
なんとも有り難い話を聞かせてもらいました。
それにしても、以前も書きましたが、
同じ日本人でありながら、字が読めないって悔しい。
いつ頃から今の文体になったのかと学芸員の方に質問したところ、
明治時代なのだそうです。
文書の紙の質や、折紙の違い、
判物と朱印状の違い、なども説明していただき、
さらには、秀吉本人が書いたものではなく、書記官のような人がいて、
その人が書いてるのだとも。
最後の自分の名前だけは本人がサインしているのがほとんどなのだそうです。
大変勉強になりました。
やっぱり学芸員の方は、詳しいですね。
ところで、学芸員ってどうしたらなれるのか、今更ながら検索してみました。
学芸員になるには:文部科学省
へぇ~。
へぇ~。
へぇ~しか出てきませんが(笑)とにかくたくさんお勉強されている方ということですね。
この柳川に、こんなに貴重なものが残っているなんて、全く知らなかった。
そして、ここ、古文書館通りって言うんですね。
知らなかった~。
↓柳川古文書館の場所
こういう機会がないとなかなか訪れることがないと思われる古文書館。
無料でこのような資料が見られ、しかも学芸員の方の説明が聞けるのは大変有り難い。
ありがとうございました。
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