日本100名城 No.92 熊本城

2013/03/27

九州_熊本

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桜咲き誇るこの季節に、どうしても行っておきたかった熊本城。

ついにその日がやってきました。

昨年12月、冬の冷たい雨の中訪れて以来(2012-12-23)ですが、

今回は、その前回とは違う面をたっぷり堪能してまいりました。

熊本城については、ご存知の方も多いでしょうし、

概要をここで書くのは今回は省略します。


市電の熊本城前駅で降車するとすぐに、長掘通りというところに出るのですが、

そこでこの日本一長い、長塀(国指定重要文化財)が見えました。

おぉぉぉぉぉぉ~!

私今まで、熊本城へは車で行っていたので、ここを通るのは初めてだったんですよね。

よって、この長塀を見るのも初めて。

堀沿いは桜並木になっていて、とーーーーっても綺麗でした。



行幸橋を渡り、行幸坂をのぼり、頬当御門を通り過ぎ、

まずは↑加藤神社へ。

ここからあの有名なこの↓写真が撮れるのです。


深い堀から延びるこの石垣と、その上にそびえ立つ堂々たる第三の天守、宇土櫓。

左後ろに見えるのは、大天守と小天守。

本記事は、この宇土櫓を中心に書いてみようと思います。


お城は主に、天守閣があればそこに行きがちですが、

熊本城は実はこの宇土櫓が好きな人も多いんですよね。


宇土櫓(国指定重要文化財)。

西南戦争で焼け残った唯一の建造物です。

ですので、築城当時の木造。

とにかくリアルなその床、柱、窓等が本当にゾクゾクしちゃうところなのです。



では早速中へ行きますね(笑)


当然ですが、薄暗いです。






なっかなか前へ進めなかったんですよね、私(笑)。

なぜなら、その一つ一つを噛み締めるかの如く、吟味していたから。

当時から今までに、何十万、いや何百万、いやいやそれ以上の人が歩いてきたであろう床の黒光り。

「床破損注意」のポールがリアルじゃないですか。

この部屋の数々には特に何か置いてあるわけではないんですが、

中に入れるんです。

なので、私は実際にこの部屋の数々を歩いてみたり、

狭間(さま)と言われる小窓から外を覗いてみたり、

窓枠の痛み具合にいちいち感動したり、

もうたまりません。


三層五階のこの櫓は、もちろん階段で上へ行くわけですが、

これまた狭くて急すぎる傾斜の階段は、手すりなしではのぼれません。

いよいよ最上階。




この最上階からの眺めは本当に素晴らしかったですね。

そして、何よりここからの大小天守閣はなかなかのビュースポットなのです。



パノラマで撮影してみました↑。

っと私この最上階に10分以上はいました(笑)。

ここからの眺めがもったいないのと、

降りると宇土櫓とお別れだなって(笑)。

重症です。。



この↑武者走りといわれる長廊下が私は好きでしたね~。


素晴らしかった宇土櫓。

期待以上の感動を味わうことが出来ました。

っと、ほぼ宇土櫓ネタでございましたが、

まだ熊本城には見所がたくさんありますので、

それはまた次回。

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