土曜日は、熊本城に行ってきました。
もう、何年ぶりだろう。
わからない。
数え切れないくらい、ここには行っている。
なのに、今までとは全然見方が変わっていて、
こうやってみると、本当に素晴らしいお城だなって、
今頃感動した。
前からこんなのあったんだろうか。
いやなかったな。
闇り通路(くらがりつうろ)。
この上に本丸御殿があるのだ。
そしてその大本命本丸御殿へ。
広すぎる大広間の横に幅5.5mの縁側。
本丸御殿とは、藩主が日常生活を送った場所。
580畳を復元されたものだけど、本当は1570畳もあったのだそうだ。
絵地図や古文書を参考に、4年半の歳月と54億円の総事業費をかけて、
2008年に復元された、まさに豪華絢爛な建物。
でいよいよ、藩主と面会する昭君之間。
これはぜひ生で見ていただきたい。
とにかく素晴らしい。
で、藩主はどこから登場するの?なんてことを想像しながら見た。
ここも忘れちゃいけない、二様の石垣(武者返し)。
上に向かうほど角度を高める武者返し。
加藤清正が近江国から率いた石工集団が手掛けたもので、
石垣の高さごとに反りの角度を分けているのだそうだ。
右が加藤清正時代、左が細川時代の石垣。
他にも宇土櫓、加藤神社、地図石に大銀杏、頬当御門・・・。
もう見所満載。
いちいちカッコイイっちゃもん。
加藤清正が7年もの歳月をかけて築城したこの城は、
日本に数ある城の中でもトップクラスの堅守を誇ったというのも納得。
本丸御殿では、部屋ごとに天井の造りと段差で位の違いを表していた。
日本三名城の一つ熊本城を、
この歳になってまた見学できて本当に良かった。
真冬の雨の中の見学だったけれど、
トップ画像↑雲だらけの真っ白な空と、黒塗りの天守閣も絵になった。
また機会があれば行ってみたい。
行ってみたいという人がいれば、また一緒に行ってみたい。
そうでもないけど、一回見とこうかなって人とでも、行ってみたい。
敷地面積が、東京ドーム21個分もあるとですよ。
一度じゃ全部見られんと。
じっくり見るには何度か行かなきゃね。
っつうことで、また行くんだもん(会えなかったくまもん風)