3月の鑑賞メーター

今年の桜は開花が早く、見ごろの2週間近くお天気が良かったので、

たくさんの方がお花見に出かけたということもあったんじゃないでしょうか。

そんな私は、今まで毎年あちこちに桜を見に行ってたのがウソのように、

どこにも行ってません。。。

それでも、通りすがりの桜を堪能していたので、それでお腹いっぱい感。

3月は仕事が忙しく、残業続きでめいっぱい働きました。

今の仕事は、もしかすると今までで一番面白いと思っていて、

そんな仕事に関われていることに心底感謝してて、

いつまで続くかわからないけど、できる限り、がんばろうと思っています。

トップ画像は、何年前か車でドライブしていて、通りがかりでとっても綺麗な桜並木があったので、撮影したものです。

住所も何もわかりませんが、誰もいなくて、この光景独り占めしました。

というわけで、3月は久しぶりにたくさん映画観てました。


3月の鑑賞メーター
観たビデオの数：11本
観た鑑賞時間：1439分

ジヌよさらば ～かむろば村へ～ [DVD]
笑った。村長が最初から物の扱い方が乱暴なのも笑えてきた。神はやっぱり神なんだな～。タケのお金アレルギーも驚きだったけど、色々展開が面白かった。
鑑賞日：03月07日 監督：松尾スズキ


連続ドラマW 5人のジュンコ [DVD]
タイトル通り、5人のジュンコの物語。とにかく女の嫉妬が前面化した恐ろしい物語だった。女は見栄を張るところが一番の欠点。見栄のためなら裏でとんでもなく恐ろしいことをする。人の命が嫉妬や見栄のために失われることをなんとも思わないとんでもない人たちの物語。ただ、エンドロールが流れてきて「え～っ！！」ここで終わり？的な感想を抱いたのは事実。ラストのラストの笑みがこのドラマの恐ろしさを象徴している気がした。
鑑賞日：03月11日 監督：権野元


春、バーニーズで [DVD]
ん～、山場がないというか、低空飛行でずーっと最後まで続いた感じ。ただ、日々の中で、朝通勤ラッシュで会社へ向かい、会社で上司からとか否定的なことを言われ続けると、自分は何のために仕事してるんだろう的な感覚になることはあることはわかる。自分の人生をふと振り返るときがあることもわかる。
鑑賞日：03月11日 監督：市川準


遠い日のゆくえ【DVD】
人の人生は、誰もが歴史がある。ただ時が流れたわけではなくて、その時にいろんな感情や経験があって、時を経て今がある。宮脇くんがしたことは正か非かは置いといて、彼自身がこれをきっかけに生きようと思ったことがよかったと思う。金沢で助けてくれた女の子はあれで終わりなのかな。とってもいい子だった。
鑑賞日：03月11日 監督：朝原雄三


だれかの木琴 [DVD]
目的はなんだったんだろう。ストーカー？引っ越し先の美容室の担当美容師の家や彼女の勤務先に行く理由が一つもわからない。何がしたいのか。娘さんがいい子なだけに振り回された美容師と彼女がかわいそうになった。木琴のくだりが最後までわからなかった。
鑑賞日：03月25日 監督：東陽一


マンチェスター・バイ・ザ・シー ブルーレイ+DＶDセット [Blu-ray]
人はいつかは死を迎える。とわかってはいながらもその現実を前にすると、何がなんだかわからなくなる。亡くなったその日に友人と談笑していたり彼女と過ごしたりしているのは国の違いからなのか。お通夜はないのか。だけどその後の過ごし方で突然涙が出てきたり、気持ちをどうすることもできないのも、よく表現されていた気がする。リーは幸せになってほしいなとただただ思う作品でした。
鑑賞日：03月25日 監督：ケネス・ロナーガン


そこのみにて光輝く 通常版DVD
誰にだって過去はある。達夫の事故は今も達夫を苦しめている。拓児の事件は更生の道を歩んでいるはずだった。しかし千夏の悲惨さは過去も今も現在進行形で四方塞がりだと思った。仕事先でも家でも家族さえも心休まるところがないと思った。見ていて苦しくなった。拓児がとってもいい青年だっただけに、社長がとんでもない奴感が際立っていた。
鑑賞日：03月26日 監督：呉美保


婚前特急【通常版】 [DVD]
適齢期の女性にとって、友人が結婚すると焦る気持ちになるのはわかる。ただ5股ってのはどうよ。手帳にそれぞれのメリット・デメリットを書き出しているのが笑えた。ただ「結婚」がしたいだけ感が前面に出ていてそういう女性をたくさん見てきたから面白かった。あそこまで喧嘩できる相手はそういないだろうから結果オーライだったかも。吉高由里子は適役だった気がした。
鑑賞日：03月27日 監督：前田弘二


初恋 [DVD]
三億円強奪事件て時効になってるんだと初めて知った。みすずの初恋なのか、岸の初恋なのか。当時のなんとか運動みたいなのとか、権力に対する抵抗を必死にやってた人たちの熱意みたいなのが、見ていて違う国のようにも思えるほど、現代は静かだとも思った。バイク屋のおじいちゃんの死が時代を物語ってるようにも思えた。生き残ったみすずはこれからどんな人生を送ったんだろう。
鑑賞日：03月27日 監督：塙幸成


きみはいい子 DVD
幼少期の親からの愛情は、大人になってからも影響を及ぼすと思う。それにしても教員っていう仕事は大変すぎる。やっとの思いで学校に行かせることができた時代は先生を神様のように敬っていたけど、学校に行くのが当たり前の時代の今は、親が自分を神様とばかりに言いたい放題。「くん」と呼ぼうが「さん」「ちゃん」と呼ぼうがそれが差別だとどうしてこんなことになったんだろう。よくわからない。自分の寂しさや不甲斐なさを子どもに暴力で当てつけるのは大人になりきれてない大人。子どもの目線になることを再確認させられる作品だった。
鑑賞日：03月28日 監督：呉美保


g@me.(通常版) [DVD]
2004年頃のフジテレビがやりそうな内容。藤木直人も仲間由紀恵もさすがに若い。
鑑賞日：03月29日 監督：井坂聡

鑑賞メーター

邦画が多かったな。

いつものことだけど、登録していない映画もある。

呉監督の作品は考えさせられるものが多い気がする。

「初恋」はとても印象深く、当時の時代背景がインパクトありすぎなんだよね。

今や芸能界にいなくなってしまった人が出演していて、その彼がこの時代背景にものすごくマッチしているので、もったいないな～と思いながら。

かむろば村も面白かった。